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2010/07/08

銀行口座の開設

先週末、雨が降って涼しくなったパリですが…まただんだんと暑くなってきました。

今日は午前中に時間をもらって銀行口座の開設のために「BNP Paribas」へ。
通常、口座開設のためにはアポイントメントが必要らしいですが、ちょうど空いていたためその場で手続きしてもらえることに。

個室に案内され、女性の銀行員の方と1対1になる。
フランス語で話しかけられるものの、「英語でお願いします」と尋ねると、すんなりOK。助かりました。

パスポート、プロトコールダキュイ[コンベンションダキュイ](←コピーでOKだった)、居住証明書を見せてと言われる。

日本を発つ前に、たくさんのユーロ建てのトラベラーズチェック(T/C)を用意してしまった私。
アメリカのような感覚で(現金のように)T/Cを使えると思っていたのですが、ユーロ圏ではT/Cを使えるお店はほとんどなく、更にはここ1年ほどで現金化の際にも手数料をとるところがほとんどになってしまったとのこと!(確かに日本でT/Cを買う際に、「欧州ではT/Cが使いにくいですけど本当に良いですか。」と念押しされました。 )

買う時も2%の手数料が取られて、換金の際にも手数料が取られるなんて!
でも換金ではなく、開設した銀行口座に預金するのであれば手数料はかからないとのこと。

早くこのT/Cを手放そう、と全てをその場で開設した口座に入れてもらうことにしました。

T/Cを使用する際にはサインをするのですが…一枚につき、表に日本語と英語のサイン、裏にも日本語のサインの“合計3か所”もサインしてと言われる!(本当は1箇所だけで良いはずなのに。)
しかも結構な枚数のT/C…。

サインと言っても芸能人のようなサインがある訳でもなく、漢字で普通に書くだけなのでカナリ面倒でした。

銀行員のお姉さんに嫌な顔されるかな…とドキドキしていたけれど、「私も開設の準備をするからいいわよ!」と笑顔。

お姉さんはパソコンで何やら書類を作って印刷、を繰り返していて、私はその前でひたすら自分の名前を書き続けていました。(先生の前で居残り勉強させられている小学生のように…)

お姉さんも結構時間がかかっている様子だったので、(待たせなくて良かった)と内心ホッ。
お姉さんも複数の書類にサインをしているようだったけれど…サインを書くのが速い。
「シャシャッ」と言う間に書き終えてしまう感じ。(でも何と書いてあるかは読めない。)
日本には印鑑の文化があるから、サインを速く書く必要はないもんなぁ。印鑑だったら楽なのになぁ、と考えながらも私もひたすらサイン。終盤になると酷く汚い字に…。

お姉さんは仕事が終わってしまって、私のサイン書きを苦笑いで見ていたけれど…無事に終了!
と思いきや、次に待っていたのはお姉さんが作った書類へのサイン。
それぞれ説明を受けて、更に5枚くらいの紙にサインをしていきました。 (フランスは書類社会らしいです。)

今度こそ本当に終了!多分全作業で30-40分くらいだったと思います。
肝心のカードは1週間ほどで郵送で届くそう。
サイン書きが面倒だったけれど、意外とすんなりいきました。

キャッシュカード兼カルトブルー兼クレジットカードについては…実際に使用してからまた書きます。

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