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2011/01/06

フランス式Noelの過ごし方

Benの実家でNoel
クリスマスの数か月前から「June-koはNoelはどうするんだ?」と研究室の色んな人に心配されていました。
フランスではクリスマスは家族と過ごす大事な行事のようで、一人で寂しく過ごすなんて有り得ないみたい。(新年は恋人や友人と過ごすものだそう。日本とは逆ですね。)

イブの夜はこちらで知り合った日本人の皆さんとパーティーの予定があったので「大丈夫だよ、一人じゃないよ」と言って安心してもらっていたのですが…。

イブ直前になって、最近新しく我が研究室に加わった修士課程の学生さん(Ben)に「June-koに本当のフランス式のNoelを見せてあげたい!」と言われ、急遽、彼主催のパーティーにお邪魔することになりました。

Benは毎年クリスマスになると彼の両親の実家(フランス北部)に行って、親戚一同数十人でNoelを祝うのだとか。その内容はというと…時間をゆっくりかけて談笑しながらフレンチを食べ続ける…らしいです(笑)

本当はそちらの実家に連れて行きたいと言われていたのですが…遠いし、あまりにも急だったので、結局は彼がパリを離れる前に彼の実家で料理をふるまってもらうことに。

ツリーの下には…!
家にお邪魔するとまずはクリスマスツリーが迎えてくれました!しかもツリーの下には何やら紙袋が…。
実はこれ、私へのプレゼントでした!

修士の学生からプレゼントをもらってしまって良かったのか!?とも思いましたが…これもフランス式Noelの一つだと説明されたので…、有難く頂くことにしました。(中身は可愛いマフラーでした!)



Benは日頃から「料理が得意」と言っていたのですが…本当でした!
ここからがスゴイです!料理好きの方は必見。
どこのフレンチレストランよりも美味しかったかも!?(事実、Benはフレンチレストランには絶対行かないのだとか。その理由は…自分で作った方が美味しいから。 )

前菜 フォアグラ&マンゴー&パン・デピス
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フランスではクリスマスと言えばフォアグラや牡蠣を食べます。今回はフォアグラが出てきました!
 
フォアグラ、マンゴー、そしてパン・デピス(直訳するとスパイスのパン?)をそれぞれ別々の鍋でこんがり焼いて、味付けはバルサミコと確か醤油だったかな。

フォアグラは外はコンガリ、中はしっとりで…生のフォアグラよりも私はこちらの方が好きかも。さらにパン・デピスとマンゴーの甘味が絡まって美味しかった!
マンゴーの代わりにラ・フランスやリンゴでも良いらしいです。

メイン1 Saint Jacques, ホタテ

メイン2 サーモンのパスタ


ホタテがびっくりするくらいプリップリで…美味しかったなぁ。

サーモンパスタには隠し味で何とコリアンダー(パクチー)が入っていました。



デザート ティラミス

そしてデザートはBenお得意のティラミス。
これも本当に美味しかった。

食べている間、日本語で「美味しい、美味しい」しか言っていなかった、私。
お陰でBenも「Oishi」という言葉を覚えてくれました。

ちなみにデザート以外は全てその場でちゃちゃっと作ってくれました。手際が良い。

今度、料理教室も開催してくれるそうなので…(笑)、帰国前に私もBen式フレンチが習得できるかな!

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結局食べ終わったのは18時近くになってしまったのですが…この後、22時からは次のパーティーが…。食べ過ぎた!

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