無声映画の「アーティスト」、日本でも話題になっているようですね^^
去年末フランスで話題になった時、観に行きました!
(その時に書いた記事です→The Artist (2011/11/12投稿))
日本でも2012年4月に公開されるみたいです!
2010年7月よりフランス・パリにある研究室でポスドクとして2年間働く予定。専門はウイルス学。女性。自分用の記録も兼ねて、ポスドク・研究留学・そしてパリでの生活・文化等について発信していくことができればと思います。
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2012/02/28
2012/02/12
Sécurité sociale
フランスに来て1年半が経った先月、ようやく Sécurité sociale 番号 (社会保険番号)、そして日本でいう健康保険証であるCarte d'assurance maladie(通称Carte Vitale)を手に入れることが出来ました!
私のお給料はフランス側から出ているのですが、毎月しっかり保険料やら年金やらが引かれています。
だからといって Sécurité sociale 番号が勝手にもらえる訳ではなく、自分で申請しないといけないんですね。
滞在許可証以上に長い道のりでした…^^; この投稿もかなり長いので、興味のある方だけ読んで下さい。
---
私の契約は2010年7月よりスタートしましたが、2010年8月9日付で l'Assurance Maladie (ameli.fr) より下記書類を郵送するようお手紙が届きました。
titre de séjour(滞在許可証)のコピー
2010年7月の給与明細のコピー
銀行口座証明(RIB)
出生証明書(日本の戸籍謄本を在仏日本大使館でフランス語翻訳してもらった。9 Euro)
また秘書さんからは別に「Déclaration de changement de situation」という書類をl'Assurance Maladieのサイトからダウンロードし、提出するように言われていました。
当時、滞在許可証は勿論のこと、仮滞在許可証(レセピセ)すら貰えていない状況だったので、(それをもらってから手続きしよう…)ってことで放置してしまいました。これがいけなかったです。同僚に相談して何かしらアクションすべきでした。
それから約3カ月後には無事に滞在許可証を受理したのですが(→詳しくはこちら)、その頃にはすっかりSécurité socialeのことは忘れていて…でも確か年明けに思い出して、書類一式をl'Assurance Maladieに送りました。
すると数週間後にお手紙が来たのですが「最新版の給与明細も送って下さい」とのことでした。
私が書類一式を送った時は1月分の給与明細は出ていなかったので、12月分までの給与明細を送ったのですが、l'Assurance Maladieが手続きをする頃には1月分の給与明細が出る頃で必要になった、ということなんでしょう。それで1月分の給与明細を別に送った訳です。
すると次は「滞在許可証のコピーを送って下さい」と手紙が来たじゃないですか!!!
「え~、もう送っているはずなのに。でも要求してくるんだから仕方ない。」
ってことで滞在許可証のコピーを送った訳です。
すると今度は「出生証明書を送って下さい」と!!!!!
「はっ!?これも既に送っていますよ!!!」
ここで私も気付きました。指定されたものだけ送ると、過去に既に提出した書類を更に要求してくる可能性が高いと!
確かに、毎回返事をしてくる担当者が違うので、書類の引き継ぎがうまくいってないんでしょうね。
ってことで、今度はSécurité sociale 番号登録に必要な書類を全てを送りました。
給与明細なんか今までもらった分、全てのコピーを送ったと思います^^;
ここまで全て手紙でのやりとりだったことと、私もすぐに返事した訳じゃなかったので…
渡仏してから1年近く経とうとしていた訳です。
そして、l'Assurance Maladieからお返事を受け取ることないまま、私は引っ越すことに…
その後の便りはすっかり途絶えてしまいました…><
これはイカン!ということで、研究室の学生さんに事情を説明して、l'Assurance Maladieに電話してもらったのですが、「Sécurité sociale 番号をもっている方でないと、電話対応はできません。まずは番号を取得して下さい。」とのこと!
え~、それが大変なんじゃん!
手紙もダメ、電話もダメ…ってことで、l'Assurance Maladieのオフィスに乗りこむことに。
適当にl'Assurance Maladieの看板を掲げているオフィスに行ってみたところ、かなり待たされた上に、自分の番が回ってきたと思ったら「ここでは申請手続きできないよ。手紙でしか受け付けないから」と拒否!えーっ!
でも在仏日本人のブログで「オフィスで手続きした」とあったのでよく確認してみたところ、「l'Assurance MaladieのCPAM」というところであれば出来るらしい。
日を改めてCPAMへ行くことに。居住区の方が良いのかな?と思い、パリ5区にあるCPAMに行ったところ、「あっ、ここのオフィスはもう閉じちゃったの。違う区に行って!」と…。「はぁ???仕事早めに切り上げてきたのに。。。。閉じちゃったってどういうこと!?(今日は閉じちゃったっていうことじゃなくて、完全にそこのオフィスは閉鎖しちゃっていました。)」
また日を改めて、今度は職場近くのCPAMに行ったところ、ここはちゃんと営業してました(フーっ)。
今までl'Assurance Maladieとの相性は悪いので修羅場も想定していましたが(笑)、すんなりと担当者に通され、必要書類を再々…度提出し、住所が変わったことも伝え、無事に手続きは終わりました。なんだ~最初からCPAMに来ていればよかった…。
そして「これがあなたのSécurité sociale 番号よ」とその場で念願の番号をもらうことが出来ました。
これが去年末の話。
それから更に数週間後、CPAMからCarte Vitaleをもらうための手続き書類が送られてきました。
この書類にサインして、 証明写真を貼って、IDのコピー(滞在許可証のコピー)を添付して郵送。
それから約1カ月後には郵送でCarte Vitaleが送られてきました。
うーん、長かった!
それにしても1年半、何も病気しないで本当に助かった。健康第一ですね。
まぁ、しばらくCarte Vitaleを使うこともないだろう…と思っていた矢先、今夜食事中に歯に違和感を感じて取りだしてみたら…なんと歯の被せものがとれているではないですか!!!
いよいよ、フランスの病院(しかも色々な噂を聞くフランスの歯医者…)にお世話になることになりそうです。。。
私のお給料はフランス側から出ているのですが、毎月しっかり保険料やら年金やらが引かれています。
だからといって Sécurité sociale 番号が勝手にもらえる訳ではなく、自分で申請しないといけないんですね。
滞在許可証以上に長い道のりでした…^^; この投稿もかなり長いので、興味のある方だけ読んで下さい。
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私の契約は2010年7月よりスタートしましたが、2010年8月9日付で l'Assurance Maladie (ameli.fr) より下記書類を郵送するようお手紙が届きました。
titre de séjour(滞在許可証)のコピー
2010年7月の給与明細のコピー
銀行口座証明(RIB)
出生証明書(日本の戸籍謄本を在仏日本大使館でフランス語翻訳してもらった。9 Euro)
また秘書さんからは別に「Déclaration de changement de situation」という書類をl'Assurance Maladieのサイトからダウンロードし、提出するように言われていました。
当時、滞在許可証は勿論のこと、仮滞在許可証(レセピセ)すら貰えていない状況だったので、(それをもらってから手続きしよう…)ってことで放置してしまいました。これがいけなかったです。同僚に相談して何かしらアクションすべきでした。
それから約3カ月後には無事に滞在許可証を受理したのですが(→詳しくはこちら)、その頃にはすっかりSécurité socialeのことは忘れていて…でも確か年明けに思い出して、書類一式をl'Assurance Maladieに送りました。
すると数週間後にお手紙が来たのですが「最新版の給与明細も送って下さい」とのことでした。
私が書類一式を送った時は1月分の給与明細は出ていなかったので、12月分までの給与明細を送ったのですが、l'Assurance Maladieが手続きをする頃には1月分の給与明細が出る頃で必要になった、ということなんでしょう。それで1月分の給与明細を別に送った訳です。
すると次は「滞在許可証のコピーを送って下さい」と手紙が来たじゃないですか!!!
「え~、もう送っているはずなのに。でも要求してくるんだから仕方ない。」
ってことで滞在許可証のコピーを送った訳です。
すると今度は「出生証明書を送って下さい」と!!!!!
「はっ!?これも既に送っていますよ!!!」
ここで私も気付きました。指定されたものだけ送ると、過去に既に提出した書類を更に要求してくる可能性が高いと!
確かに、毎回返事をしてくる担当者が違うので、書類の引き継ぎがうまくいってないんでしょうね。
ってことで、今度はSécurité sociale 番号登録に必要な書類を全てを送りました。
給与明細なんか今までもらった分、全てのコピーを送ったと思います^^;
ここまで全て手紙でのやりとりだったことと、私もすぐに返事した訳じゃなかったので…
渡仏してから1年近く経とうとしていた訳です。
そして、l'Assurance Maladieからお返事を受け取ることないまま、私は引っ越すことに…
その後の便りはすっかり途絶えてしまいました…><
これはイカン!ということで、研究室の学生さんに事情を説明して、l'Assurance Maladieに電話してもらったのですが、「Sécurité sociale 番号をもっている方でないと、電話対応はできません。まずは番号を取得して下さい。」とのこと!
え~、それが大変なんじゃん!
手紙もダメ、電話もダメ…ってことで、l'Assurance Maladieのオフィスに乗りこむことに。
適当にl'Assurance Maladieの看板を掲げているオフィスに行ってみたところ、かなり待たされた上に、自分の番が回ってきたと思ったら「ここでは申請手続きできないよ。手紙でしか受け付けないから」と拒否!えーっ!
でも在仏日本人のブログで「オフィスで手続きした」とあったのでよく確認してみたところ、「l'Assurance MaladieのCPAM」というところであれば出来るらしい。
日を改めてCPAMへ行くことに。居住区の方が良いのかな?と思い、パリ5区にあるCPAMに行ったところ、「あっ、ここのオフィスはもう閉じちゃったの。違う区に行って!」と…。「はぁ???仕事早めに切り上げてきたのに。。。。閉じちゃったってどういうこと!?(今日は閉じちゃったっていうことじゃなくて、完全にそこのオフィスは閉鎖しちゃっていました。)」
また日を改めて、今度は職場近くのCPAMに行ったところ、ここはちゃんと営業してました(フーっ)。
今までl'Assurance Maladieとの相性は悪いので修羅場も想定していましたが(笑)、すんなりと担当者に通され、必要書類を再々…度提出し、住所が変わったことも伝え、無事に手続きは終わりました。なんだ~最初からCPAMに来ていればよかった…。
そして「これがあなたのSécurité sociale 番号よ」とその場で念願の番号をもらうことが出来ました。
これが去年末の話。
それから更に数週間後、CPAMからCarte Vitaleをもらうための手続き書類が送られてきました。
この書類にサインして、 証明写真を貼って、IDのコピー(滞在許可証のコピー)を添付して郵送。
それから約1カ月後には郵送でCarte Vitaleが送られてきました。
うーん、長かった!
それにしても1年半、何も病気しないで本当に助かった。健康第一ですね。
まぁ、しばらくCarte Vitaleを使うこともないだろう…と思っていた矢先、今夜食事中に歯に違和感を感じて取りだしてみたら…なんと歯の被せものがとれているではないですか!!!
いよいよ、フランスの病院(しかも色々な噂を聞くフランスの歯医者…)にお世話になることになりそうです。。。