昨日(11月11日)は、フランスでは「第一次世界大戦休戦記念日」で祝日でした。
Le Forum des Hallsというショッピングモール内にあるUGCシネマで映画をみることに。
みたのは、研究室の学生さんやスタッフから評判の良かったMichel Haznavicius監督の「The Artist」。
第64回カンヌ国際映画祭にも出品され、主役のジャン・デュジャルダンが主演男優賞を受賞したそう。
フランス映画ですが、舞台は1920~30年代のアメリカ。
そしてなんと…白黒のサイレント映画(無声映画)です!
サイレント映画と言えばチャップリンをちょこっとみたことがあるくらい。
なので古い形式ではあるのですが、私にとっては逆にとても新鮮でした。
字幕もほとんどなく(たまに字幕だけの画面があるけれど)、基本的に目、耳から入る情報は音楽と俳優さんの表情や動きだけ。
(因みに字幕は英語がメインで、下に小さくフランス語のサブタイトル付)
普通の映画に比べて俳優さん達の表情や動作が豊かで…(ジャン扮するジョージの笑顔が素敵)
そして、ジョージの"愛犬"がまた名演技をするんです!
大きなどんでん返しがある訳じゃないんですが、ちょっとした演出に思わず吹き出しちゃったり、俳優さんたち(+犬)のひとつひとつの表情、演技に惹きつけられちゃう感じ。
笑えて、ちょっと切なくなって…(結末は伏せておきます。)
という感じのとても素敵な映画でした!
そして私にとって嬉しかったことが…、
フランスで映画をみる場合、「音声は英語でフランス語字幕付き」ってパターンが多いですが、内容についていけず、皆が笑うところで笑えないことが多々あります。
でも今回はなんせ無声映画だったので会場のお客さんと笑いを共有できました(笑)
どんな映画か興味ある方はこちらで予告編が見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=OK7pfLlsUQM
日本でも上映されるのかな?
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