今夜、フランス語教室が始まるまでの待ち時間に同じクラスのハンガリー人男性に
「Paris syndrome(パリ症候群)って知ってる?特に日本人の間で流行っているらしいのだけど。」
と話しかけられました。
私は知らなかったので何かと聞いてみると、
「細かいことは忘れてしまったけど、言語の違いや現地の文化等にうまく適応できないことが引き金となって精神的疾患に陥ってしまうことらしいよ。」
と教えてくれました。
家に帰って調べてみたところ、結構有名な話のようでWikipediaにもまとめられていました。
詳細は以下をご参照下さい。
英語版:http://en.wikipedia.org/wiki/Paris_syndrome
日本語版:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
お陰様で症候群には陥っていませんが…、昨日の記事(フランス語教室@パリ)でも書いたように私のフランス語の上達が遅すぎて、クラスメイトに心配されたのかしら(笑)。
確かにフランス語もなかなか身につかないし、お店の店員さんに「You should learn French!!!」って指をさされながら怒られちゃうし(日本じゃ考えられないですよね!!!)、そして「花の都パリ」は犬のフンやらタバコの吸い殻やらで汚いですが…
それも含め楽しめているので大丈夫ですよー!
今のところ、パリ症候群とは無縁です。
---
島井佐枝監督の「パリ・シンドローム」という映画まであるらしいです。
要チェックですね。
2010年7月よりフランス・パリにある研究室でポスドクとして2年間働く予定。専門はウイルス学。女性。自分用の記録も兼ねて、ポスドク・研究留学・そしてパリでの生活・文化等について発信していくことができればと思います。
2010/12/01
2010/11/29
フランス語教室@パリ
at: 20:45
Labels:
フランス語: Français
前にも少し触れましたが、10月中旬から初級フラ語教室に通っています。
(1回2時間、週2回。)
フランスでポスドクとして働く人を対象としているフランス語教室なので、バックグラウンドが似た人達が集まっています。
国籍は様々で、十数名のクラスのうち日本人は私だけ。
他にはイギリス人、スペイン人、イタリア人、ハンガリー人、ウクライナ人、イスラエル人、インド人、韓国人、チリ人、メキシコ人、そして3人のアメリカ人がいます。
授業では先生は英語を全く使わない方針なので、文法の解説も全てフランス語で行われます。(それでフランス語に慣れろということらしいですが…)
フランス語教室が始まり1カ月と少しが経ちましたが、明らかに私、置いていかれています
(ちゃんと予復習をしていないのがいけないのですが…)。
「登山の際には何が必要ですか?」
という突然の質問を理解できず、でも何か答えなきゃ…と思い、とっさに
「富士山が必要です。(J'ai besoin de Mt. Fuji.)」と答えてしまって、「まぁ、確かに必要だけど(笑)」と皆さまの笑いを誘ってしまったり…。
(なぜ笑われているのかすぐには理解できず、5分後にやっと意味を理解できて時間差で一人で笑ってしまったり…)
パリに来る前に日本で約30時間フランス語教室に通っていましたが…その内容が第1週目の授業で終わってしまいました。
進度が早すぎる…。
ラテン語圏のチリ人、スペイン人、メキシコ人、そしてイタリア人はフランス語を覚えるのがやっぱり早いです。
そして、初回の授業では私よりも初心者だったイギリス人が、今となっては私より遥か先へ行ってしまいました(泣)
明日、テストがあるので勉強しまーす。
今のフラ語教室で日本人の評価を下げてしまっているかもしれませんが…気持ちを入れ替え、これから名誉挽回できるよう頑張ります。
(1回2時間、週2回。)
フランスでポスドクとして働く人を対象としているフランス語教室なので、バックグラウンドが似た人達が集まっています。
-学生でフランスに来ている方は授業もフランス語で受ける場合が多いようなので、フランス語が出来る人が多いのですが、ポスドク(特に理系)の場合、私のように職場では基本英語を使うことが多く、フランス語が出来ないまま来てしまった、という方が多い。-
国籍は様々で、十数名のクラスのうち日本人は私だけ。
他にはイギリス人、スペイン人、イタリア人、ハンガリー人、ウクライナ人、イスラエル人、インド人、韓国人、チリ人、メキシコ人、そして3人のアメリカ人がいます。
授業では先生は英語を全く使わない方針なので、文法の解説も全てフランス語で行われます。(それでフランス語に慣れろということらしいですが…)
フランス語教室が始まり1カ月と少しが経ちましたが、明らかに私、置いていかれています
(ちゃんと予復習をしていないのがいけないのですが…)。
「登山の際には何が必要ですか?」
という突然の質問を理解できず、でも何か答えなきゃ…と思い、とっさに
「富士山が必要です。(J'ai besoin de Mt. Fuji.)」と答えてしまって、「まぁ、確かに必要だけど(笑)」と皆さまの笑いを誘ってしまったり…。
(なぜ笑われているのかすぐには理解できず、5分後にやっと意味を理解できて時間差で一人で笑ってしまったり…)
パリに来る前に日本で約30時間フランス語教室に通っていましたが…その内容が第1週目の授業で終わってしまいました。
進度が早すぎる…。
ラテン語圏のチリ人、スペイン人、メキシコ人、そしてイタリア人はフランス語を覚えるのがやっぱり早いです。
そして、初回の授業では私よりも初心者だったイギリス人が、今となっては私より遥か先へ行ってしまいました(泣)
明日、テストがあるので勉強しまーす。
今のフラ語教室で日本人の評価を下げてしまっているかもしれませんが…気持ちを入れ替え、これから名誉挽回できるよう頑張ります。
2010/11/28
2010/11/09
パリで邦画
at: 23:43
Labels:
パリ生活
エッフェル塔の近くに、パリ日本文化会館 (Maison de la culture du Japon à Paris)という建物があります。
そちらで「現代映画特集, Les années 2000-2010」(全て邦画)が開催中だったので先週末足を運んでみました。
http://www.mcjp.fr/francais/cinema/les-annees-2000-2010-190/les-annees-2000-2010
日本文化会館に行くこと自体初めてでしたが、1階には日本の小物や書籍を扱うお店が入っており、また日本人アーティストのコンサート等も開かれているようです。
セキュリティチェックを受けた後、会館の中にある映画館へ。
小ぶりでしたが、しっかりとしていて日本のシネコンのシアターのよう。
映画の種類によって、英語字幕だけだったり、英語&フランス語字幕だったり。(吹き替えられていなくて良かった。)
お客さんは20人ほど。日本人が多いのかなと思いきや、フランス人のお客様の方が目立ちました。
そして、やっぱり面白かったのはかなりゆる~い映画、「めがね」。
観るのは2回目でしたが…今回も癒されました。
---
「たそがれる」ことが得意な島の人たちと、初めのうちは「たそがれる」ことが苦手なタエコ。
島でやることがなく、宿の主人に観光名所を聞くタエコに対し、ビックリした顔で「観光するところなんてないですよ」と返す主人。
島で唯一出来ることと言えば…「たそがれる」ことくらい。。。
---
島の人とタエコのやり取りを見ていて、フランス人と日本人のバカンス(休日)の過ごし方をふと思ってしまいました。
研究室のメンバーに「バカンスはどこへ行った?何をした?」と聞くと、ほとんどの人が「ビーチでやいてきた。」と言います。
パリでも休日になると、サングラスをして肌を露出したフランス人が芝生の上で横になっている光景を多くみかけます。
それに対して私は…タエコのようにどこかへ出掛けたら「観光」をしないと気が済まない。
折角の旅先でただボ~っとたそがれるだけなんて“もったいない”なんて思ってしまう。
何か目的が欲しくなってしまう。
「週末だけを使って南仏の方へ遠出し、しっかり観光もしてきた」なんて研究室のメンバーに話して驚かれたこともあります。(フランス人はもっと時間をかけて行きたいみたい。)
日本人はセカセカしているように見えるかもしれませんね。
私もタエコのように、(島生活…ではなく)フランス生活で、上手な「たそがれ」方を身につけることが出来るかしら。。。
(いや~でもやっぱり無理だなぁ。せかせか観光したいなぁ。)
そちらで「現代映画特集, Les années 2000-2010」(全て邦画)が開催中だったので先週末足を運んでみました。
http://www.mcjp.fr/francais/cinema/les-annees-2000-2010-190/les-annees-2000-2010
日本文化会館に行くこと自体初めてでしたが、1階には日本の小物や書籍を扱うお店が入っており、また日本人アーティストのコンサート等も開かれているようです。
セキュリティチェックを受けた後、会館の中にある映画館へ。
小ぶりでしたが、しっかりとしていて日本のシネコンのシアターのよう。
映画の種類によって、英語字幕だけだったり、英語&フランス語字幕だったり。(吹き替えられていなくて良かった。)
お客さんは20人ほど。日本人が多いのかなと思いきや、フランス人のお客様の方が目立ちました。

観るのは2回目でしたが…今回も癒されました。
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「たそがれる」ことが得意な島の人たちと、初めのうちは「たそがれる」ことが苦手なタエコ。
島でやることがなく、宿の主人に観光名所を聞くタエコに対し、ビックリした顔で「観光するところなんてないですよ」と返す主人。
島で唯一出来ることと言えば…「たそがれる」ことくらい。。。
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島の人とタエコのやり取りを見ていて、フランス人と日本人のバカンス(休日)の過ごし方をふと思ってしまいました。
研究室のメンバーに「バカンスはどこへ行った?何をした?」と聞くと、ほとんどの人が「ビーチでやいてきた。」と言います。
パリでも休日になると、サングラスをして肌を露出したフランス人が芝生の上で横になっている光景を多くみかけます。
それに対して私は…タエコのようにどこかへ出掛けたら「観光」をしないと気が済まない。
折角の旅先でただボ~っとたそがれるだけなんて“もったいない”なんて思ってしまう。
何か目的が欲しくなってしまう。
「週末だけを使って南仏の方へ遠出し、しっかり観光もしてきた」なんて研究室のメンバーに話して驚かれたこともあります。(フランス人はもっと時間をかけて行きたいみたい。)
日本人はセカセカしているように見えるかもしれませんね。
私もタエコのように、(島生活…ではなく)フランス生活で、上手な「たそがれ」方を身につけることが出来るかしら。。。
(いや~でもやっぱり無理だなぁ。せかせか観光したいなぁ。)
2010/11/03
夏時間終わり
at: 22:13
Labels:
パリ生活
2010年のサマータイム(夏時間)が先週の10月31日(日曜)に終わりました。
サマータイム終わりの瞬間を迎えたのは人生初のことだったのですが…そのことをすっかり忘れており、月曜の朝になってしばらくしてからPCの時計を見てビックリ!
(ちなみに月曜はフランスの祝日 [All Saints' Day]だったので、仕事に支障がでることはありませんでしたが)
例えば、夏時間では朝8時だったのが、冬時間ではまだ7時なので…なんだか特した気分を味わえました♪
---
夏が終わり、パリの日照時間は日に日に短くなっています。
冬になると日本では「日没の時間が早い」という感覚が大きいですが、パリではそれよりも「日の出の時間が遅い」という感じが強いです。
夏が終わってもしばらく夏時間は続くので…10月末は朝7時過ぎでも外は真っ暗という状態でした。
日の光で目覚める習慣の私には朝が辛かったので、「やっと夏時間が終わったよー」という感じです。
それでも更に日は短くなっていくので…真冬は辛いんでしょうね><
---
あっ!ちなみに。夏時間が終わったのでフランスと日本の時差は7時間から8時間になりました。
サマータイム終わりの瞬間を迎えたのは人生初のことだったのですが…そのことをすっかり忘れており、月曜の朝になってしばらくしてからPCの時計を見てビックリ!
(ちなみに月曜はフランスの祝日 [All Saints' Day]だったので、仕事に支障がでることはありませんでしたが)
例えば、夏時間では朝8時だったのが、冬時間ではまだ7時なので…なんだか特した気分を味わえました♪
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夏が終わり、パリの日照時間は日に日に短くなっています。
冬になると日本では「日没の時間が早い」という感覚が大きいですが、パリではそれよりも「日の出の時間が遅い」という感じが強いです。
夏が終わってもしばらく夏時間は続くので…10月末は朝7時過ぎでも外は真っ暗という状態でした。
日の光で目覚める習慣の私には朝が辛かったので、「やっと夏時間が終わったよー」という感じです。
それでも更に日は短くなっていくので…真冬は辛いんでしょうね><
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あっ!ちなみに。夏時間が終わったのでフランスと日本の時差は7時間から8時間になりました。
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