2010/12/17

クリスマス・マーケット@Stuttgart(allemand)

Location: シュトゥットガルト, ドイツ
クリスマスが近づいてきましたね。欧州ではクリスマスと言えば、クリスマス・マーケット(マルシェ・ド・ノエル)です。(こちらに住むようになってから知りましたが。)

この季節、パリのシャンゼリゼ通りにはオーナメントやクリスマスカードを扱うお店、大鍋料理を振る舞う屋台が所狭しと並んでいます。

フランスでは「ストラスブール・コルマール」のクリスマスマーケットが有名なのですが、今年の夏休みに両親と行ってしまったので、また行くのもなぁ…と。

でもラボの同僚や友人に「○○のクリスマスマーケットに行ってきた。良かったよ。」なんて言われると、パリ以外でも行きたくなってしまい…

急遽思い立って先週末の日曜日、ドイツ・シュトゥットガルト(Stuttgart)へ行ってきました。
滞在時間約12時間、移動時間約12時間(夜行列車も使ったので)、の弾丸トラベラー並の旅行になってしまいましたが。

11月上旬に「滞在許可証」を取得したばかりで、6月末に渡仏してからまだ一度もフランス国外へ出ていなかったのですが…今回が初めてのフランス出国になりました。
(滞在許可証取得までは原則フランス国外へは出られない)

とは言ってもEU内。TGVに乗っている間にいつの間にやら国境を越えていました。パスポートのチェック等もなし。

ただ、ドイツに入った途端、携帯電話が鳴りまくり。どうやら「ドイツに入りましたよ。」「設定が変りますよ。」…等々のお知らせメールだったみたい。

ちなみになぜStuttgartを選んだかというと、“フランスから近い”ということもありますが、
こちらのサイト→(ドイツのクリマルに行こう!)ドイツ3大クリスマスマーケットとして「世界一有名なニュルンベルク」 「世界最大のシュトゥットガルト」 「世界最古のドレスデン」 
と、紹介されていたから。

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魚バーガー!?色々な種類の魚が挟まれていました。これが意外にも美味しかった!
サバの串焼き(?)もかなり大きくて迫力ありましたが…こちらはお腹いっぱいで食べず。
ドイツ人にも人気があったようで、きっと美味しいんだろうなぁ。






夕方にはStuttgartから電車で15分ほど行ったところにある 
ルートヴィヒスブルク城 (Schloß Ludwigsburg)へ。

ガイドツアーと一緒に内部を見学するのですが、英語ツアーは行ってしまった直後で、ドイツ語ツアーで見学する羽目に。残念ながら理解できませんでした…。第二外国語は一応ドイツ語だったのになぁ。


ルートヴィヒスブルクの町にもクリスマス・マーケットが出ていて、こちらの雰囲気も良かった!!!

そして、やっぱりソーセージが美味しい。フランスは香草等が入ったものが多いですが(それも私は好きなのですが)、今回食べたものは、そういう味付けはなく王道な感じ!

また、シナモンやオレンジ、砂糖で味付けされたホットワイン(フランスではヴァン・ショー、ドイツではグリュー・ワイン)も飲みました。(こちらの味はフランスのものと同じ。)
パリでは使い捨てのカップに入れてくれますが、ドイツでは地域オリジナルのマグカップに入れてくれて、お土産として持って帰ることもできます(返却すれば、2ユーロ返してもらえる。)折角なのでお土産にしました。


夜はまたStuttgartに戻ってきました。スケートリンクもあります。5年ぶりくらいに滑ってみました。
しかも帰りの電車は夜中発で時間があったので閉店間際まで滑っていたら…最後は貸し切り状態でなかなか楽しめました。

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ドイツはクリスマス・マーケットの発祥の国とだけあって、パリのそれとはまた違い、温かみのある、昔からある、根付いている印象を受けました。

そして、ドイツへ行ったのは人生初だったのですが、街やトイレ、鉄道が(“パリと比べ”)だいぶキレイで…感激してしまった。
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せめて「有難う」はドイツ語(「Danke schön」)で…と思っていましたが、「Thank you」でも「Danke schön」でもなく、『Merci!』を連発している自分がいました^^;

2010/12/08

雪、雪、雪

今日は先週に比べて寒くはありませんでしたが、雪がたくさん降りましたー


←パリの至るところにある水飲み場(?)にも雪が!








←そして、パリ名物の路上駐車中の車の上にも雪!

皆さん、雪かきや凍結防止剤の散布に追われていました。

2010/12/02

寒波

パリはついに「最高」気温が氷点下になってしまいました。
ダウンジャケットについているフードは飾りではなく、実用的なものなんだと実感している今日この頃です。
さらに、マフラー、手袋、そしてスパッツが必要になってきました。

11月にしては寒いなぁと思ったら、欧州に寒波が来ているようですね。
パリで生活している分には特にトラブルはないですが、イギリスでは一部の空港が閉鎖しているようです。

2010/12/01

"Paris syndrome"

今夜、フランス語教室が始まるまでの待ち時間に同じクラスのハンガリー人男性に
「Paris syndrome(パリ症候群)って知ってる?特に日本人の間で流行っているらしいのだけど。」
と話しかけられました。

私は知らなかったので何かと聞いてみると、
「細かいことは忘れてしまったけど、言語の違いや現地の文化等にうまく適応できないことが引き金となって精神的疾患に陥ってしまうことらしいよ。」
と教えてくれました。

家に帰って調べてみたところ、結構有名な話のようでWikipediaにもまとめられていました。
詳細は以下をご参照下さい。
英語版:http://en.wikipedia.org/wiki/Paris_syndrome
日本語版:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

お陰様で症候群には陥っていませんが…、昨日の記事(フランス語教室@パリ)でも書いたように私のフランス語の上達が遅すぎて、クラスメイトに心配されたのかしら(笑)。

確かにフランス語もなかなか身につかないし、お店の店員さんに「You should learn French!!!」って指をさされながら怒られちゃうし(日本じゃ考えられないですよね!!!)、そして「花の都パリ」は犬のフンやらタバコの吸い殻やらで汚いですが…

それも含め楽しめているので大丈夫ですよー!
今のところ、パリ症候群とは無縁です。

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島井佐枝監督の「パリ・シンドローム」という映画まであるらしいです。
要チェックですね。

2010/11/29

フランス語教室@パリ

前にも少し触れましたが、10月中旬から初級フラ語教室に通っています。
(1回2時間、週2回。)

フランスでポスドクとして働く人を対象としているフランス語教室なので、バックグラウンドが似た人達が集まっています。

-学生でフランスに来ている方は授業もフランス語で受ける場合が多いようなので、フランス語が出来る人が多いのですが、ポスドク(特に理系)の場合、私のように職場では基本英語を使うことが多く、フランス語が出来ないまま来てしまった、という方が多い。-

国籍は様々で、十数名のクラスのうち日本人は私だけ。
他にはイギリス人、スペイン人、イタリア人、ハンガリー人、ウクライナ人、イスラエル人、インド人、韓国人、チリ人、メキシコ人、そして3人のアメリカ人がいます。


授業では先生は英語を全く使わない方針なので、文法の解説も全てフランス語で行われます。(それでフランス語に慣れろということらしいですが…)

フランス語教室が始まり1カ月と少しが経ちましたが、明らかに私、置いていかれています
(ちゃんと予復習をしていないのがいけないのですが…)。

「登山の際には何が必要ですか?」
という突然の質問を理解できず、でも何か答えなきゃ…と思い、とっさに
「富士山が必要です。(J'ai besoin de Mt. Fuji.)」と答えてしまって、「まぁ、確かに必要だけど(笑)」と皆さまの笑いを誘ってしまったり…。
(なぜ笑われているのかすぐには理解できず、5分後にやっと意味を理解できて時間差で一人で笑ってしまったり…)

パリに来る前に日本で約30時間フランス語教室に通っていましたが…その内容が第1週目の授業で終わってしまいました。
進度が早すぎる…。

ラテン語圏のチリ人、スペイン人、メキシコ人、そしてイタリア人はフランス語を覚えるのがやっぱり早いです。

そして、初回の授業では私よりも初心者だったイギリス人が、今となっては私より遥か先へ行ってしまいました(泣)

明日、テストがあるので勉強しまーす。

今のフラ語教室で日本人の評価を下げてしまっているかもしれませんが…気持ちを入れ替え、これから名誉挽回できるよう頑張ります。