平日は職場の食堂でランチを食べています。
食堂の入口には、手前から前菜(サラダ類)、ケーキ、フルーツ、チーズ、ヨーグルト、そしてメイン(肉2種類、魚から選択)が並んでいるので、好きな物をトレーに乗せていき、最後にお会計です。
各食材はポイント制になっていて、例えばメインは2ポイント、ケーキは1ポイントといった具合。
そして、そのポイントあたりの値段は役職によって違うのです。
私の場合、例えばメインとデザートで3.5ユーロくらい。内容からみれば安い方だと思いますが、学生さんはもっと安いらしい。(逆に先生たちはもっと支払わないといけない。なので、お弁当持参率が高い。)
メインには付け合わせで温野菜(といっても冷凍食品だと思う。ゆでられ過ぎたインゲンやニンジン)、マッシュポテト等がたっぷり付いてきます。「少しだけ」と言わないと、ビックリするくらいの量を乗せられてしまう。
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ヨーグルトは砂糖の入っていないプレーンタイプしか置いていないのですが(スーパーでもプレーン率高し)、それをフランス人の皆はどうやって食べるかというと…コーヒーに入れるような普通の砂糖を入れて食べています。普通の砂糖なので勿論じゃりじゃり言わせながらヨーグルトを食べる羽目に…。
最初はこれには違和感がありました。日本では砂糖入りが主流だし、プレーンヨーグルトでも専用の溶けやすい砂糖を入れますよね?
じゃりじゃりしない砂糖を開発しちゃうあたりが「日本らしい!」と感じた瞬間でした。
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そして、食後の皆さんのお皿を見ると、舐めたのかと思うくらいキレイぴかぴかになっています。
なぜって、それは…お皿についたソースや食べかすもフランスパンできれいにすくって、ぬぐって食べてしまうから。
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学生さんの中に毎日お弁当を持参してくる女の子がいるのですが、お弁当も日本とは違う。
日本のお弁当箱のようなものはなく、タッパーに入れてくるのですが、時には食材そのものが入っています。
それら(例えば野菜やチーズ)を目の前で器用にナイフで切っていって、お皿にあけサラダにしてしまったり。そしてサラダを食べ終わるとお皿をフランスパンでキレイにして、次はメインのおかずをあけ、それも食べ終わればまたパンでキレイにして、最後はフルーツを切ってお皿に乗せ…といった具合に目の前でプチフルコースを作ってしまうのです。
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忘れなければ、ある日のランチの写真を載せますね。
junちゃん
ReplyDeleteblog遊びに来たよ★
楽しそうでいいね!またちょくちょく来るね!!
私はパリというと「のだめ」のイメージ!
中高時代を想い出すわー。
また遊びに来るね!
コメントありがとうー!
ReplyDelete私もフランス行きが決まって、「のだめ」の映画は見てきたよ!あんなに可愛い暮らしはしていないけど楽しく過ごしてます♪
また時間がある時に遊びに来て下さいな♪
こんにちは☆
ReplyDeleteホテルのビュッフェという感じがしますね〰。
フランス人は、キレイな食事の取り方をするのですね!
ふと、そこで思い出したのが、
小学生の頃、給食でお皿についているものすべて、パンですくってきれいに食べることと指導されたことがあります! 小学生ながらも嫌々ながら、(笑)行いましたね。 今、思えばフランス式だったのかな…笑 懐かしく思い出しました☆
外国はやっぱり食べ物の量がすごいんですね~。あるイタリア滞在者のエッセイでは、いつもお惣菜を買うお店で、やはり、ことわっておかないとてんこもりででてきてしまうので、「チーコ!チーコ!(イタリア語で少しという意味)」っていつも言っていたら、お店の人に「チーコ」というあだ名をつけられたっていう話がありました。フランス語では”少しだけ”ってなんていうのかな?あだ名つけられるかもよ(笑)。
ReplyDeleteホテルのビュッフェ、というほど内容は良くないですよ。日本の学食の方が栄養バランスも良くて美味しいと思います。
ReplyDelete日本では、パンでお皿の上のものをキレイにすくってというやり方はメジャーではない気がしますが…小学校でフランス式を習っていたとは(笑)!
>yasukoさん
ReplyDeleteフランス語だと「アンプー」とか「アンプチプー」かな?(違っていたらどなたか訂正して下さい。)
「チーコ」の方が日本人のあだ名っぽい!