2011/06/03

3月11日。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

約3ヶ月もの間、ブログを更新しておらず大変ご心配をお掛けしました。

私は変わらずパリで元気に過ごしています。

3月11日の東日本大震災。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

地震発生時、フランスは朝6:46で、私は日本人の友人からのメールで知りました。

幸い、東京の実家は大きな被害を受けなかったのですが、当日、UstreamでNHKニュースをリアルタイムで視聴することができ、仕事から帰ってきてからはそれに釘付けになっていました。

緊急地震速報が鳴り響く中での信じがたい被災地の映像を目の当たりにし、愕然としてしまいました。

震災後は研究室の仲間に限らず、街なかのフランス人にも私が日本人だと分かると「家族は大丈夫か」、「日本を心配している」、「私たちも日本と共にいる」といった言葉を掛けてもらえたり、また、至るところで「Pray for Japan」という言葉を目にするようになりました。

私の住む寮(パリ国際大学都市の日本館)でも何か出来ないかと募金活動やチャリティーイベントが開催されています。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110315/erp11031519570012-n1.htm

パリで音楽を専攻する日本人の学生さんが主催したチャリティーコンサートを訪れた際、童謡「ふるさと」を声楽家の学生さんが歌って下さったのですが、日本の美しい自然の姿が目に浮かび、(東京育ちの私ですが)思わず郷愁を感じ、目頭が熱くなりました。

これだけ離れていると、何かあった時にすぐに駆けつけることが出来ないもどかしさを感じてしまうことも多いですが、今は自分をしっかり持って、まずは目の前のことを着実にこなしていこうと思います。

もうすぐでパリに来て1年が経とうとしていますが、研究の方も軌道に乗ってきました。

このように充実した生活を送れていることに感謝しつつ、これからも前を向いて歩いていこうと思います。 

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