もう一年以上も前のことなので、だいぶ記憶が薄れていますが…。
私はかなり順調なケース!!!
学会、一時帰国、旅行等々…で海外に行きたいのに滞在許可証が出ないために断念している方も周りに沢山いらっしゃいました。(ビジネスの場合は融通がきくようですが。)
フランスは何でこうも事務仕事が遅いのでしょうか…。
私の大まかな流れは以下の通りです。
- 雇用元オフィスを通して滞在許可証の申請 (2010年7月)
- 仮滞在許可証(レセピセ、récépiss)の受理 (2010年9月)
- 健康診断 (2010年11月)
- 滞在許可証の受理 (2010年11月)
それでは更に詳しく!
- 2010年7月7日(水)
- 雇用元オフィスへ、滞在許可証の申請をしに行く。
- 提出書類
- パスポート
- 証明写真 3枚
- 出生証明書(日本の戸籍謄本を在仏日本大使館ででフランス語翻訳してもらった。9 Euro)
- 居住証明書(アパート入居時にもらった)
- プロトコールダキュイ(コンベンションダキュイともいう)
- 詳細は過去記事を参照して下さい。
- 2010年9月13日(月)
- パリ4区シテ島 (Cité)にあるパリ警視庁(Préfecture de Police)へ午前9時~12時の間に行くよう雇用元より指示される。
- パリ警視庁内の 「Dépôt groupé」 (7e bureau, Escalier F)というカテゴリーへ向かう。
- どのくらい待ったかな?多分30分くらい。その場で仮滞在許可証(レセピセ)をゲット!A4の紙切れです。
- 日本で発行してもらった3カ月有効の長期研究者ビザの期限は2010年9月26日だったのでそれ以前にレセピセがもらえたことになります。
- レセピセの期限は2010年11月19日。
- “初回”レセピセではフランスへの再入国が出来ないと聞きました。なので、滞在許可証が出るまではフランス国外脱出は我慢、我慢…。
- 2010年10月26日(火)
- 雇用元オフィスより電子メール。OFIIへ指定の日時に健康診断を受けに行くよう指示される。
- 2010年11月4日(木)
- OFII (Direction Territoriale de Paris - 48, rue de la Roquette, 75011, Paris)。バスティーユの近く。
- 必要書類
- la présente convocation(OFIIから届いたconvocation)
- son passeport (パスポート)
- son carnet de vaccination (ワクチン手帳はもっていなかったので、母子手帳のコピーを日本から送ってもらいました。これはなくても大丈夫な気はする。ただ、問診の時にワクチンの有無を聞かれます。)
- ses radiologies pulmonaires récentes(肺のX線写真?そんなのないよ、ってことでもっていきませんでしたが問題ありませんでした。)
- ses comptes rendus d'hospitalisation(入院記録?これもなしでOKでした。)
- ses lunettes de vue(メガネ)
- son carnet de maternite(母子手帳)
- また、convocationには記載されていませんでしたが、レセピセも持っていきました。(レセピセと引き換えに滞在許可証をもらったので必須だと思います。)
- そして、55ユーロ分のtimbres mobiles(切手)。私は近くのTabac屋で買いましたが、場所によっては「55ユーロ分もないよ!」ってところもあるので事前に用意しておいた方がベター。
- 私のランデブーは午前9時でした。
- 胸部レントゲン写真を撮ったり(なぜかこの写真をお土産にくれます。)、身長・体重を測ったり、問診を受けたり…簡単な健康診断です。
- レントゲン装置が壊れていて結構待たされ、午前中いっぱいかかってしまったように記憶しています。
- Certificat de Controle Medical(健康診断の証明)を受取り、その場で滞在許可証をゲット!
- でも健康診断時にもらえないというケースも多々聞くので…当てにしない方が良いです。