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2012/04/01

枝の主日

枝の主日
今日、パリの街を歩いていると何かの木の枝をもって歩いている人を多く見かけました。
気になったので、マダムに訪ねてみると、「今日は枝の主日le dimanche de Rameaux)と呼ばれる日で、ツゲの枝(Le bois)をもっているのよ。」と教えてくれ、さらに小枝を分けてくれました。


帰ってから調べてみると、こちらのブログで詳しく解説されていました。
http://blog.livedoor.jp/atsukofujino/archives/2575879.html

復活祭(Easter, Pâques)の一週間前にあたるそう。

パリも先週末から夏時間に切り替わり、すっかり春です。


春が来てからというもの、公園は多くの家族連れやカップルで賑わっています。
(写真はJardin du Luxembourg。奥に見えるのはsénat(上院))

日本ではそろそろ桜の時期ですね。

2012/02/28

「アーティスト」、アカデミー賞・5冠

無声映画の「アーティスト」、日本でも話題になっているようですね^^

去年末フランスで話題になった時、観に行きました!
(その時に書いた記事です→The Artist (2011/11/12投稿)

日本でも2012年4月に公開されるみたいです!

2011/12/03

パリの日本食屋あるある

フランス人はあまり外食をしません。
日本では学生の頃から親睦の場といえば飲み屋やレストランですが、フランス人はホームパーティーを開くのが主流。

なのでフレンチや日本食レストランへは日本人の友人と行くことが多いですが、たまに研究室の学生さん(フランス人)達が食事に誘ってくれることもあります。

彼らは学生さん。
行くお店もカジュアルな安いお店が多いのですが、よく連れていってくれるレストランの中に”日本食レストラン”も含まれます。

パリで日本人が経営していて、そして、日本人が納得できる味のレストランに行く、となるとそれなりの値段になってしまうので…フランス人の若者の間では日本人ではないアジア人が運営している”日本料理屋”が主流なようです。

これらの”エセ”日本料理屋には共通点があります…。そして、フランス人はその味に満足しているよう。

そこで「パリの日本食屋あるある」を以下にまとめてみたいと思います。

【お店編】
やたらとムーディーな店構え。
(紫のネオンがついている率高し)

おしぼりがいい匂い
(飛行機の中でもらうやつみたいな)

お店のマークが「ゆ」だった…。
(これは職場近くにあるレストランでだけの話ですが。「ゆ」の字がまさに日本の銭湯でみる字体の「ゆ」。日本っぽいと思って使ったんでしょうけど、メニューやら店内の至るところにこのロゴが付いてます。)

【お寿司編】
ネタはサーモンとマグロだけ
(お寿司専門店に行くともう少しネタは増えるけれど、時にヌテラ巻き等、日本ではありえないネタも。ラボの学生さんはマグロが嫌いなのでアボカドと交換してもらってる。もったいない…)

醤油が甘い
(日本人が普通に使う醤油と甘い醤油の2本置いてある。甘い醤油がフランス人には人気…。)

シャリに酢が効いていない
(お寿司はお酢で作るって言ったらフランス人はビックリしていた)

ジャポニカ米を使っていればマシ

セットメニューを頼むと味噌汁・サラダが付くが同時には出てこない。
(「味噌汁=スープ」なので食事の前に出てくる。サラダも前菜として出てくる。最後にお寿司にありつける。)

味噌汁の具は薄くスライスしたマッシュルーム。そしてダシの味がしない。薄い…。
(この味噌汁を飲んで「やっぱり日本のスープは美味しいね」とフランス人に言われて少し悲しくなりました。)

味噌汁はレンゲまたはスプーン付

サラダはキャベツの千切りを甘酢で和えたもの
(意外と私は好き。)

【焼き鳥編】
チーズの牛肉巻きが人気(もはや焼き”鳥”ではないです。)
フランス人の友達に「日本料理で一番好きなのはチーズの串焼き」と言われました。「私、そんなもの食べたことありません。」って当時は思ってた。

かなり人気なようで「チーズ巻き5本セット」というメニューを見かけたこともある。

焼き鳥の味は全部同じでつくねにかける甘いタレ。

と思いつくところ挙げるとざっとこんなところです。

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カジュアルなフレンチレストランに行ったとしてもワインを皆で一本頼んでってなると、(グループで行ったとしても)一人60ユーロくらいしてしまうけれど、こういう”エセ”日本食レストランだと10~20ユーロほど。

パリにあるレストランの中では安い方なので、フランスの学生さんたちには人気があるのでしょう。

でも店員さんの対応があまりよくなかったり(日本人でもフランス生活が長いのか態度が悪い人は沢山見かけますが…)、あとは本当の日本の味じゃないのに、これが「日本!」と思っているフランス人が多いっていうのはちょっと残念かなぁ。。

でも私、学生さんとこの類のレストランに行きすぎているのか…無性に「チーズの肉巻き」と「キャベツの千切りサラダ」を食べたくなることがあります><

そして、それを食べてちょっとホッとしている自分がいる。。。

危険、危険!!!

2011/11/20

パリの地下鉄

凱旋門からみたラ・デファンス地区
パリの地下鉄(Metro)や鉄道(RER)の構内には階段や段差が至る所にあるのですが、エレベータやエスカレータが全ての箇所で設置されている訳ではなく、お年寄りや乳母車を押しているお母さん、そして障害者の方にとっては移動が大変なんじゃないかなぁ…と思ってしまいます。
そして、日本と比べ、パリの駅構内は汚いし、暗いし、(時に臭いし…)、そしてスリや物乞いも多いので気持ちの良い場所ではないのですが、ただ微笑ましい光景にも頻繁に会えます。



というのは、「乳母車を押して階段を上ろう(下りよう)としている人のたまたま隣になったら、乳母車の片側をもってあげて階段の昇降を助ける」という暗黙のルールがあるようなのです。

(出生率の高いフランス。日本と比べ妊婦さん、そして乳母車を押している女性が本当に沢山います!)

つい先日なんて、若い男性が結構長めの階段をちょうど上りきったところで、乳母車を押してこれから下りようとしている女性に遭遇。
そうしたら「一緒におりますよ」と乳母車の片側をもって折角上ってきた階段をまた下りていきました。

(困ってるのかな…助けようかな…どうしようかな…)なんて考えることもなく、やる側もやられる側も当たり前のように助けて、助けられています。

こういうフランス人の国民性は見習いたいなぁ、といつも感心しています。

実は私も一度、乳母車を押したお母さんに階段で遭遇。しかも周りに若い男性もいなかったので…(ついに私の番が来た!)ということで同じように助けてあげたことがあります。

実際にやってみると(乗っていた赤ちゃんが大きかったというのもありますが)、結構重たくて、よろよろしてしまいかなり頼りなかったと思いますが…^^;

2011/11/02

Passage Verdeau ~パサージュ・ヴェルドー

Location: Passage Verdeau, 75009 Paris, France
先月のとある土曜日、オペラ界隈で友人と会う約束があったのですが…少し早目に家を出て、パサージュ散歩をすることにしました。

向かったのはPassage Verdeau(パサージュ・ヴェルドー)。
(ここからからオペラ座へは徒歩圏内!)

去年の夏、両親がパリに遊びに来た時に一度訪れていたのですが、(またゆっくり一人で来たいなぁ…)とずっと思っていました。

Le Bonheur des Dames
お目当ての場所はこちら。
刺繍用品のお店「ル・ボヌール・デ・ダム(Le Bonheur des Dames)」

実は冬が近づき、なんとなく裁縫をやりたい衝動に駆られていたのです。

ここにはデザインの可愛い刺繍セットが沢山売られています!

Made in British や Scottishのものあるのですが、お店オリジナルの図案も豊富で、なんともフランス(パリ)っぽい。



オリジナルデザインのカタログもくれたのですが…花、動物、食卓をモチーフにしたものから、エッフェル塔にマカロン、モンサンミッシェルなど…いかにも「フランス!」なものまで、見ているだけで飽きませんでした。

店員さんも刺繍に夢中。
刺繍“キット”が売られているので、日本から裁縫セットを持ってきていない私でもすぐに始めることができます。
(布や糸は勿論、針もついています)

見ているとどれもこれもやりたくなってしまいそうだったけれど…結局、集めるだけ集めて、ちゃんと時間を見つけることってできなかったりするんですよね^^;

でもこれなら自分へのお土産として日本に持ってかえっても良いかも!

とか

出来あがったら額に入れて部屋に飾ったら可愛いじゃん!

なんて…始めてもいないのに店内で夢を膨らませていました。

今回はとりあえず小さなキットを二つ購入。

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次の日曜は一日フリーだったので、クロスステッチを昼頃から始めたのですが…気付いたら夜!
刺繍はやりだしたら止まらない。。。危険です(笑)

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ちょっと前に友人が日本から送ってくれたパリのガイドブック、パリの手帖 とっておきの散歩道にも紹介されていました。

2011/10/30

夏時間終わり, 2011

今日(2011年10月30日(日曜日))から冬時間のスタートです。

去年は当日の朝に気付いてビックリしましたが!
夏時間終わり

今年は前日の夜に気付きました。
(今朝、友人と待ち合わせをしていたので…気付かなかったら一時間待ちぼうけするところでした)

という訳で、フランスと日本との時差は7時間⇒8時間になりました。

2011/10/29

Pont!ポンっ!

パリ北駅
11月1日(火)はフランスの祝日。
(「Toussaint、諸聖人の祝日」と呼ばれる祝日のようです。)

火曜(または木曜)が祝日になった場合、日本では、「月曜(または金曜)に仕事行くの面倒だなぁ」ってことになりますよね。

(ハッピーマンデー制度の適用後はその数はだいぶ減ったと思いますが。)


でもフランスではその心配はありません!
休日に挟まれた平日も休みになってしまう(してしまう)のです!

皆、「Pont(ポン=橋)で月曜も休みだね」なんて言ったりしますが、休みと休みの間に”橋”をかけて挟まれてた平日も休みにしちゃおうという意味らしいです。

だから明日から4連休という方も多いよう。

我がラボでは「Pont」でも行くよっていう学生さんが多かったですが、「Pont」自体をOfficialな休日にしている研究所も多いよう。

「ポンっ」って響きがいいですよね~
魔法だかおまじないで、いとも簡単に平日が休日になっちゃう感じが(笑)

2011/09/27

論文”投稿”記念パーティー

先週末、学生さんBMのアパートでパーティーがありました。
その名も「論文”投稿”おめでとうパーティー」!

普通は論文が”受理”された時にお祝いのパーティーをするものですが…、彼女にとっては初めての国際誌への論文投稿だったので、受理前だけどお祝いしちゃおう!ということでした。

BLのアパートに招かれたのは初めて。
彼女はアパート(3部屋+キッチン+バスルーム)を3人でシェアしています。
ルームシェアのお宅訪問も初めてでした。

そうそう、どのフランス人もですが…皆、おうちに招くとまずはキッチン、バスルーム、そして寝室…とプライベートなところまで隅々と紹介してくれます。
(私には絶対できない…)

今回もご丁寧にBMの寝室のみならず、ルームメイトの部屋まで(不在なのに勝手に開けて)紹介してくれました。さらには寝室には洗濯物が干してあって…どこに目をやって良いか分からなかった…
(うーん、やっぱり私にはできない…(笑))

集まったのは、ルームメイト1名、BMのお友達(共にフランス人)、そして我がラボの新ポスドクでありBMとも一緒に働いているSL(ポルトガル人)の計5名。
(ちなみにSLも4人でルームシェアしていますが、この4名、もともとは赤の他人。こちらではルームシェアは一般的ですが、これも私にはできないなぁ…)

印象的だった話題が二つ。

一つはフランス人とポルトガル人が集まると良く挙がる話題のコーヒーについて。(そこにイタリア人も加わるとなお良し。)

彼らにとってコーヒーと言えば「エスプレッソ」。
だから我ら日本人が良く飲むコーヒーはあり得ない訳です。
(「アメリカンコーヒー」なんて論外らしい。)
それでいかに自分たちのコーヒーが素晴らしいかについて語ってました(笑)
ポルトガル人のSL的にはフランスのエスプレッソもまだまだだそう。
だからと言って、本場のイタリアコーヒーは濃すぎて、量も少なすぎてやっぱりダメみたい。
(ちなみにBMとSLのボスはイタリア人。)

まぁ、結局は自分たちの(飲み慣れた)コーヒーが一番美味しいってことですね。
そうそう、面白いことに、同じ欧州でもスペインやドイツではエスプレッソではなく、日本と同じようなコーヒーがメジャーなんですよね。

そして今度は「ブロンズヘアー」について。
BMはフランス人には珍しいブロンズ(金髪)で目も透けるようなブルーをしているのですが、フランスでは(そしてポルトガルでもらしいのですが) 、「ブロンズヘアーはおバカさん」といったジョーク(?)があるらしく、子供・思春期の頃はひどくそれで傷ついたのだとか。
確かにフランスで何回か「ブロンズヘアー」についての上のような話題を耳にしたことがあります。でも栗毛の子が脱色していたりもするので…やっぱり何だかんだでブロンズに対する憧れもある気はするけれど。。

黒髪のSLと私からすれば、歳とっても白髪が目立たなくて羨ましい限りです。
(SLと私は同じ歳ですが…既に二人とも白髪がチラホラ…。)

2011/09/09

夏至の夜は…

もう3カ月近く前のお話ですが…

今年は6月21日がフランスでは夏至で、この日の夜、パリの至るところで「fête de la musique」と呼ばれる野外音楽祭が開かれていました。

パリのあちらこちらに会場があるのですが、我々はパリ15区「Square Georges Brassens公園」で「フレンチ・シャンソン」を聴くことに。

日本人らしくピクニックシートまで持参してしまいました。
フランス人の皆さんは構わず地べたに座ってましたが…^^;

若い女の子から、長時間立っているのも大変そうなおじいさんまで…
歌手が代わる代わる歌います。当日のポスターはこちらから→ポスター 


そしてお客さんの乗りが良い。

はじめの頃は小さな子供が最前列に並んでジーっと聴き入ってたし、
(写真には3人しか写っていませんが、この後10人近くに増えてました。)

中盤では少年たちが手拍子をしたり、合いの手を入れて場を盛り上げてくれ、

そして後半には気分が良くなってきたマダムとムシューが踊ってました。











そしてこちら、22時05分10秒の空。

夏至の夜は長い。

2011/09/08

Pantheon

Location: 8 Place du Panthéon, 75005 Paris, France
お久しぶりです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらはバカンスシーズンも終わり、すっかり秋らしくなってきました。
(今年のバカンスは全然夏らしくなく、ずっと秋のようでしたが…)


さて、こちらはパリ5区にあるパンテオン。

物理を研究している友人から
“パンテオンは「フーコー」が地球が自転していることを証明した場所で、現在でもその時に使われた振り子が展示されているから是非一度訪れてみると良い”と聞いていたので、行ってみることにしました。フーコーの振り子 -Wikipedia

確かに、あの高い天井から振り子つる下がっていて動いていました。
 (さすがに動き続けることは不可能なようで、係員の人が振り直していましたが…その瞬間を見てしまった!)

ヨーロッパにはPantheonのようなドームはいくつもあるし、敢えて行きたいと思ったことはなかったのですが…行く価値ありました。

そしてPantheonの地下は偉人達が埋葬されていることでも有名なようです。

例えばノーベル物理学賞を夫婦で受賞した「マリー・キュリー」と「ピエール・キュリー」。
(その数日後、たまたま本屋で「キュリー」の伝記本を見つけたので買ってしまった。)

既に多くの偉人達が眠っていましたが、地下はかなり広く、まだまだスペースはあるよう。
未来の偉人たちのために取っておいてあるのかな。

2011/06/06

嵐の夜にエスカルゴパーティー

エスカルゴ!
昨晩、友人がエスカルゴを調理してくれました。

エスカルゴの殻と中身は別売りで、自分で殻に身を詰めた後、ソースで蓋をしてオーブンで焼くのだとか。

エスカルゴにしてみたら、他人のおうちに居れられて焼かれてしまうという訳。

バターとパセリとガーリックを混ぜて作った友人特製のソース、余った分は刻んだバゲットに塗って、こちらもオーブンに!

昨晩はパリでは珍しく、外では雷がとどろき、バケツをひっくり返したような雨が降り注いでいましたが、エスカルゴにガーリックトースト、そして皆が持ち寄ったおつまみとワインで話も弾みました。

フランス人の友人のおばあさんはエスカルゴの殻を洗って再利用しているとのことでしたが…今回はバターが焦げ付き、洗うのも大変そうだったので断念。

 

2011/06/03

3月11日。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

約3ヶ月もの間、ブログを更新しておらず大変ご心配をお掛けしました。

私は変わらずパリで元気に過ごしています。

3月11日の東日本大震災。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

地震発生時、フランスは朝6:46で、私は日本人の友人からのメールで知りました。

幸い、東京の実家は大きな被害を受けなかったのですが、当日、UstreamでNHKニュースをリアルタイムで視聴することができ、仕事から帰ってきてからはそれに釘付けになっていました。

緊急地震速報が鳴り響く中での信じがたい被災地の映像を目の当たりにし、愕然としてしまいました。

震災後は研究室の仲間に限らず、街なかのフランス人にも私が日本人だと分かると「家族は大丈夫か」、「日本を心配している」、「私たちも日本と共にいる」といった言葉を掛けてもらえたり、また、至るところで「Pray for Japan」という言葉を目にするようになりました。

私の住む寮(パリ国際大学都市の日本館)でも何か出来ないかと募金活動やチャリティーイベントが開催されています。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110315/erp11031519570012-n1.htm

パリで音楽を専攻する日本人の学生さんが主催したチャリティーコンサートを訪れた際、童謡「ふるさと」を声楽家の学生さんが歌って下さったのですが、日本の美しい自然の姿が目に浮かび、(東京育ちの私ですが)思わず郷愁を感じ、目頭が熱くなりました。

これだけ離れていると、何かあった時にすぐに駆けつけることが出来ないもどかしさを感じてしまうことも多いですが、今は自分をしっかり持って、まずは目の前のことを着実にこなしていこうと思います。

もうすぐでパリに来て1年が経とうとしていますが、研究の方も軌道に乗ってきました。

このように充実した生活を送れていることに感謝しつつ、これからも前を向いて歩いていこうと思います。 

2011/03/08

クレープの日の週末

ブログの更新を怠っておりすみません。
1カ月近く休んでましたね^^;

クレープ
2月3日の「クレープの日」の週末、研究室の修士の学生さんのおうちでランチパーティーがありました。

彼は料理好きで、休日になると友人を集めて手作り料理をふるまうのが趣味なのですが…私もちょこちょこ顔を出しています。

最近はアジア・メキシコ料理にはまっているようで、この日はタイ風ソバとタコスを作ってくれました。

そしてデザートは2月3日に大量に作ったというクレープ。
残りもののようでしたが、充分美味しかったです。

フランスの若者にとって、クレープのトッピングといえばNutella,ヌテラらしいですが、彼の家にはなく、友達からは大ブーイング!

でもチョコレートを湯煎して、ヌテラもどきを作ってくれました。

そして、Chandeleur, クレープの日にも書きましたが、「日本の生クリームたっぷりのクレープが懐かしい…」と言っていたのを覚えていてくれて、私のクレープには特別に大量の生クリームもトッピングしてくれました♪

クレープの生地にはビールが入っているのだとか!
ビールの炭酸が生地に良いらしいです。

2011/02/06

第一日曜美術館

毎月第一日曜日は、パリ市のもつ美術館が無料開放されます。

私がパリに住み始めてから既に7回の第一日曜を迎えてしまいましたが…(あっ、もう日曜になっているから今日で8回目!)
第一日曜に美術館へ行ったの9月、12月、そして1月。

9月は、ルーブル美術館 (Musée du Louvre)オランジュリー美術館 (Musée de l'Orangerie)へ。

ルーブルへは朝一で行きましたが、夏休み期間中とあってか約1時間は並びました。
但し中は広いので、入ってしまえば人でギュウギュウということはありません。
さすがにモナリザ前には人だかりができていますが。

モネ・睡蓮
オランジュリーにはほとんど人も並んでおらず、しかも美術館の大きさも広すぎないので…私は今のところパリの中で一番好きな美術館でもあります。(大好きなモディリアーニの作品もあるし!)

そしてこちら、モネの部屋!
モネの睡蓮にぐるりと囲まれて…圧巻です。







ポンピドゥー・センター (Centre Pompidou)
12月と1月は現代美術作品が展示されているポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)へ。

こちらも開館前から列が出来ていましたが、すぐに入ることができます。

←外観の写真は夏に撮ったもの。
現在はもう取り外されていますが、この時、日本人芸術家・川俣正の作品が美術館の外壁に飾られていました。

どれだか分かりますか?





作品2
作品1

正解はこちら!

鳥の巣をかたどった作品のようですが…作品だと聞く前は外壁を修理するために特設された掘立小屋かと…^^;



そして、ポンピドゥー・センターで是非訪れて欲しいのがエレベーターをひたすら上がった最上階。

センターはパリのほぼど真ん中に(4区)に位置しますが、ここの最上階からはパリを一望できます。
エッフェル塔も、凱旋門も、新凱旋門も、モンパルナスタワーも、モンマルトルの丘も、そしてパリの街並みも…一度にですよ!

パリの中心には高い建物はあまりないので、この場所からパリを見下ろす機会はないのですが、初めてここからパリの景色を見た時は感動しました!

そして、1月の第一日曜日にはベルサイユ宮殿 (Château de Versailles)へも行きましたが、こちらも無料開放されていてビックリ!

明日も折角だし、どこかに行こうかな。

2011/02/02

Chandeleur, クレープの日

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2011/02/06
写真追加しました!

Chandeleurの次の日のランチで、前日の残りものと思われるクレープが出ていたのでトライしてみました!

クレープ生地にシロップのみのシンプルなクレープ。
やっぱり日本のクレープが恋しい!
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明日は日本では「節分」ですが、今日はフランスでは「Chandeleur」と呼ばれるクレープの日だそうです。

ランチのデザートコーナーに、普段は見ないクレープがたくさん並んでいて(なんでだろう?)とは思ったのですが、仕事帰りに学生さんがその訳を教えてくれました。

(ランチの時に教えてくれれば、クレープを取ったのに!あまり美味しそうではなかったので違うものを取ってしまった。。。)

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帰りの電車の中でお互いの国のクレープ自慢をしていたら…(笑)、無性に日本の生クリームたっぷりのクレープが食べたくなってしまいました。
そういえば、電車の中で隣だったマダムがクレープを食べていました!本当に今日はクレープの日なんですねー
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学生さんのおうちでも手作りのクレープが待っているのだとか。

クレープを作る時、左手にコインを握って、右手でフライパンの上のクレープをひっくり返すのが習わしだそう。うまく出来たら幸運が訪れるのだとか…。

2011/02/01

Canal Saint-Martin

Location: 10区, 75010 パリ, フランス
ここ1週間ほど、また氷点下の寒い日が続いています。
明日からは少し暖かくなりそうですが。

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今日のサン・マルタン運河
今日のサンマルタン運河。
映画の中で、アメリが水切りをする場所でもあります。

通勤の際、使うメトロによってはこの運河を横切らなくてはならないので、毎朝・毎晩、運河にかかる橋を上って下りて…しています。

最初の頃は「映画の中の橋を渡っているんだー」と感激でした。

しかも夏には、仕事帰りの人達が運河のほとりで本を読んだり、お友達とお話したり、お酒を飲んだり、ただぼーっとしていたり…と雰囲気が素敵です。


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夏のサン・マルタン運河
ただ最近、老朽化のせいか、石橋なのに至るところに穴が開いてしまっていて、それらが単に木の板でふさがれているだけなので…、ぼけーっと歩いていると木の段差につまづきそう。

折角周りの風景はキレイなのに…うっかり見とれていると危険です。

2011/01/25

セキセイインコのポストカード

職場の近くにはいくつか可愛らしい雑貨屋さんがあるのですが…先日、大好きなインコのポストカードを発見しました。

しかもこれ、UK製の絵ハガキとJAPAN製の鳥のブリキのバッチがセットになったもの!

この子たちが、今は亡き我が家のペット、マメちゃん(イエロー&グリーン)とハナちゃん(ブルー)と同じカラーだったのでついつい買ってしまいました。


このブリキのバッチ、実は日本の雑貨屋さんでも発見して買ったことがあります。(その時はセキセイインコはなく、違う鳥型のバッチだったのですが…)

まさかパリでも再会できるとは!

2011/01/20

Soldes

先週1月12日(水)からパリはSoldes (ソルド、セールのこと)に突入しました。
日本から荷物や洋服をほとんど持ってこなかった私にとっては、有難い時期に突入です。

そして、日本の皆様から「パリは寒いでしょう。」とよく心配のメールを頂くのですが(私が年末に『寒い、雪がすごい』と言いまくっていたからだと思いますが…^^;)、年が明けてからは比較的暖かい日が続いていますよ!

先週までは10℃前後でしたし(東京と同じくらい?)、今週も5度前後のよう。

年末はパリで(私の周囲で?)風邪が流行っていましたが、お陰様で私は今のところ病気をせずに済んでいます。

あらら…なんだかどうでも良い近況報告になってしまいました。

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あっ、週末は一人暮らしの学生さんのおうちで持ち寄りホームパーティーの予定です!
そして、その後は皆でクラブへ。。。

以前、クラブについての話題の時に、「行ったことない」と言ったら皆にビックリされてしまいました!
クラブに行ったことがない、もしくは踊ったことがない…なんて人は珍しいみたいです。
盆踊りならしたことあるけど…。

発起人の彼女も実はあまり踊るのが好きではないそうですが…どうやら私を連れていってみたいのだとか。

ということで、ほぼ無理やり(?)連れて行かれることになってしまいましたが、“社会勉強”だと思って楽しんできますー

2011/01/12

クリスマスツリーのリサイクル

Point Recyclage de Sapins
職場へ向かう途中にある公園の一角に、使用済みのクリスマスツリーが山積みになっているのを見かけました。

よく見てみると「Point Recyclage de Sapins」とありました。
どうやらリサイクルをするためにパリ市がツリーを回収しているようです。

フランスでは本物のモミの木をクリスマスツリーとして飾ることが主流のようで(廃材はどうなるのだろうか…)と心配していたのですが、ただのゴミにはならないみたいですね!

こちらで生活をしていて、フランス人は意外にもゴミに対する意識が低いなぁ…と感じることが多かったのですが、

―例えば、ランチの時に余分に使い捨てのスプーンやナプキン、コップを持ってきていたり(→誰かが忘れた時のために…ということのようですが、結局誰にも使われずに捨てられることが多い)―

パリにもエコの精神が広がりつつあるのかな。

2011/01/06

フランス式Noelの過ごし方

Benの実家でNoel
クリスマスの数か月前から「June-koはNoelはどうするんだ?」と研究室の色んな人に心配されていました。
フランスではクリスマスは家族と過ごす大事な行事のようで、一人で寂しく過ごすなんて有り得ないみたい。(新年は恋人や友人と過ごすものだそう。日本とは逆ですね。)

イブの夜はこちらで知り合った日本人の皆さんとパーティーの予定があったので「大丈夫だよ、一人じゃないよ」と言って安心してもらっていたのですが…。

イブ直前になって、最近新しく我が研究室に加わった修士課程の学生さん(Ben)に「June-koに本当のフランス式のNoelを見せてあげたい!」と言われ、急遽、彼主催のパーティーにお邪魔することになりました。

Benは毎年クリスマスになると彼の両親の実家(フランス北部)に行って、親戚一同数十人でNoelを祝うのだとか。その内容はというと…時間をゆっくりかけて談笑しながらフレンチを食べ続ける…らしいです(笑)

本当はそちらの実家に連れて行きたいと言われていたのですが…遠いし、あまりにも急だったので、結局は彼がパリを離れる前に彼の実家で料理をふるまってもらうことに。

ツリーの下には…!
家にお邪魔するとまずはクリスマスツリーが迎えてくれました!しかもツリーの下には何やら紙袋が…。
実はこれ、私へのプレゼントでした!

修士の学生からプレゼントをもらってしまって良かったのか!?とも思いましたが…これもフランス式Noelの一つだと説明されたので…、有難く頂くことにしました。(中身は可愛いマフラーでした!)



Benは日頃から「料理が得意」と言っていたのですが…本当でした!
ここからがスゴイです!料理好きの方は必見。
どこのフレンチレストランよりも美味しかったかも!?(事実、Benはフレンチレストランには絶対行かないのだとか。その理由は…自分で作った方が美味しいから。 )

前菜 フォアグラ&マンゴー&パン・デピス
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フランスではクリスマスと言えばフォアグラや牡蠣を食べます。今回はフォアグラが出てきました!
 
フォアグラ、マンゴー、そしてパン・デピス(直訳するとスパイスのパン?)をそれぞれ別々の鍋でこんがり焼いて、味付けはバルサミコと確か醤油だったかな。

フォアグラは外はコンガリ、中はしっとりで…生のフォアグラよりも私はこちらの方が好きかも。さらにパン・デピスとマンゴーの甘味が絡まって美味しかった!
マンゴーの代わりにラ・フランスやリンゴでも良いらしいです。

メイン1 Saint Jacques, ホタテ

メイン2 サーモンのパスタ


ホタテがびっくりするくらいプリップリで…美味しかったなぁ。

サーモンパスタには隠し味で何とコリアンダー(パクチー)が入っていました。



デザート ティラミス

そしてデザートはBenお得意のティラミス。
これも本当に美味しかった。

食べている間、日本語で「美味しい、美味しい」しか言っていなかった、私。
お陰でBenも「Oishi」という言葉を覚えてくれました。

ちなみにデザート以外は全てその場でちゃちゃっと作ってくれました。手際が良い。

今度、料理教室も開催してくれるそうなので…(笑)、帰国前に私もBen式フレンチが習得できるかな!

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結局食べ終わったのは18時近くになってしまったのですが…この後、22時からは次のパーティーが…。食べ過ぎた!