フランスに来て1年半が経った先月、ようやく Sécurité sociale 番号 (社会保険番号)、そして日本でいう健康保険証であるCarte d'assurance maladie(通称Carte Vitale)を手に入れることが出来ました!
私のお給料はフランス側から出ているのですが、毎月しっかり保険料やら年金やらが引かれています。
だからといって Sécurité sociale 番号が勝手にもらえる訳ではなく、自分で申請しないといけないんですね。
滞在許可証以上に長い道のりでした…^^; この投稿もかなり長いので、興味のある方だけ読んで下さい。
---
私の契約は2010年7月よりスタートしましたが、2010年8月9日付で l'Assurance Maladie (ameli.fr) より下記書類を郵送するようお手紙が届きました。
titre de séjour(滞在許可証)のコピー
2010年7月の給与明細のコピー
銀行口座証明(RIB)
出生証明書(日本の戸籍謄本を在仏日本大使館でフランス語翻訳してもらった。9 Euro)
また秘書さんからは別に「Déclaration de changement de situation」という書類をl'Assurance Maladieのサイトからダウンロードし、提出するように言われていました。
当時、滞在許可証は勿論のこと、仮滞在許可証(レセピセ)すら貰えていない状況だったので、(それをもらってから手続きしよう…)ってことで放置してしまいました。これがいけなかったです。同僚に相談して何かしらアクションすべきでした。
それから約3カ月後には無事に滞在許可証を受理したのですが(→詳しくはこちら)、その頃にはすっかりSécurité socialeのことは忘れていて…でも確か年明けに思い出して、書類一式をl'Assurance Maladieに送りました。
すると数週間後にお手紙が来たのですが「最新版の給与明細も送って下さい」とのことでした。
私が書類一式を送った時は1月分の給与明細は出ていなかったので、12月分までの給与明細を送ったのですが、l'Assurance Maladieが手続きをする頃には1月分の給与明細が出る頃で必要になった、ということなんでしょう。それで1月分の給与明細を別に送った訳です。
すると次は「滞在許可証のコピーを送って下さい」と手紙が来たじゃないですか!!!
「え~、もう送っているはずなのに。でも要求してくるんだから仕方ない。」
ってことで滞在許可証のコピーを送った訳です。
すると今度は「出生証明書を送って下さい」と!!!!!
「はっ!?これも既に送っていますよ!!!」
ここで私も気付きました。指定されたものだけ送ると、過去に既に提出した書類を更に要求してくる可能性が高いと!
確かに、毎回返事をしてくる担当者が違うので、書類の引き継ぎがうまくいってないんでしょうね。
ってことで、今度はSécurité sociale 番号登録に必要な書類を全てを送りました。
給与明細なんか今までもらった分、全てのコピーを送ったと思います^^;
ここまで全て手紙でのやりとりだったことと、私もすぐに返事した訳じゃなかったので…
渡仏してから1年近く経とうとしていた訳です。
そして、l'Assurance Maladieからお返事を受け取ることないまま、私は引っ越すことに…
その後の便りはすっかり途絶えてしまいました…><
これはイカン!ということで、研究室の学生さんに事情を説明して、l'Assurance Maladieに電話してもらったのですが、「Sécurité sociale 番号をもっている方でないと、電話対応はできません。まずは番号を取得して下さい。」とのこと!
え~、それが大変なんじゃん!
手紙もダメ、電話もダメ…ってことで、l'Assurance Maladieのオフィスに乗りこむことに。
適当にl'Assurance Maladieの看板を掲げているオフィスに行ってみたところ、かなり待たされた上に、自分の番が回ってきたと思ったら「ここでは申請手続きできないよ。手紙でしか受け付けないから」と拒否!えーっ!
でも在仏日本人のブログで「オフィスで手続きした」とあったのでよく確認してみたところ、「l'Assurance MaladieのCPAM」というところであれば出来るらしい。
日を改めてCPAMへ行くことに。居住区の方が良いのかな?と思い、パリ5区にあるCPAMに行ったところ、「あっ、ここのオフィスはもう閉じちゃったの。違う区に行って!」と…。「はぁ???仕事早めに切り上げてきたのに。。。。閉じちゃったってどういうこと!?(今日は閉じちゃったっていうことじゃなくて、完全にそこのオフィスは閉鎖しちゃっていました。)」
また日を改めて、今度は職場近くのCPAMに行ったところ、ここはちゃんと営業してました(フーっ)。
今までl'Assurance Maladieとの相性は悪いので修羅場も想定していましたが(笑)、すんなりと担当者に通され、必要書類を再々…度提出し、住所が変わったことも伝え、無事に手続きは終わりました。なんだ~最初からCPAMに来ていればよかった…。
そして「これがあなたのSécurité sociale 番号よ」とその場で念願の番号をもらうことが出来ました。
これが去年末の話。
それから更に数週間後、CPAMからCarte Vitaleをもらうための手続き書類が送られてきました。
この書類にサインして、 証明写真を貼って、IDのコピー(滞在許可証のコピー)を添付して郵送。
それから約1カ月後には郵送でCarte Vitaleが送られてきました。
うーん、長かった!
それにしても1年半、何も病気しないで本当に助かった。健康第一ですね。
まぁ、しばらくCarte Vitaleを使うこともないだろう…と思っていた矢先、今夜食事中に歯に違和感を感じて取りだしてみたら…なんと歯の被せものがとれているではないですか!!!
いよいよ、フランスの病院(しかも色々な噂を聞くフランスの歯医者…)にお世話になることになりそうです。。。
2010年7月よりフランス・パリにある研究室でポスドクとして2年間働く予定。専門はウイルス学。女性。自分用の記録も兼ねて、ポスドク・研究留学・そしてパリでの生活・文化等について発信していくことができればと思います。
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2012/02/12
2012/01/03
初回レセピセ~滞在許可証の受理まで。
at: 22:17
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フランスでの手続き
こちらの記事(滞在許可証の申請)で滞在許可証(Titres de séjour または Carte de séjour)の申請手続きについてまとめましたが、その後の経緯についても記録しておきたいと思います。
もう一年以上も前のことなので、だいぶ記憶が薄れていますが…。
私はかなり順調なケース!!!
学会、一時帰国、旅行等々…で海外に行きたいのに滞在許可証が出ないために断念している方も周りに沢山いらっしゃいました。(ビジネスの場合は融通がきくようですが。)
フランスは何でこうも事務仕事が遅いのでしょうか…。
私の大まかな流れは以下の通りです。
それでは更に詳しく!
もう一年以上も前のことなので、だいぶ記憶が薄れていますが…。
私はかなり順調なケース!!!
学会、一時帰国、旅行等々…で海外に行きたいのに滞在許可証が出ないために断念している方も周りに沢山いらっしゃいました。(ビジネスの場合は融通がきくようですが。)
フランスは何でこうも事務仕事が遅いのでしょうか…。
私の大まかな流れは以下の通りです。
- 雇用元オフィスを通して滞在許可証の申請 (2010年7月)
- 仮滞在許可証(レセピセ、récépiss)の受理 (2010年9月)
- 健康診断 (2010年11月)
- 滞在許可証の受理 (2010年11月)
それでは更に詳しく!
- 2010年7月7日(水)
- 雇用元オフィスへ、滞在許可証の申請をしに行く。
- 提出書類
- パスポート
- 証明写真 3枚
- 出生証明書(日本の戸籍謄本を在仏日本大使館ででフランス語翻訳してもらった。9 Euro)
- 居住証明書(アパート入居時にもらった)
- プロトコールダキュイ(コンベンションダキュイともいう)
- 詳細は過去記事を参照して下さい。
- 2010年9月13日(月)
- パリ4区シテ島 (Cité)にあるパリ警視庁(Préfecture de Police)へ午前9時~12時の間に行くよう雇用元より指示される。
- パリ警視庁内の 「Dépôt groupé」 (7e bureau, Escalier F)というカテゴリーへ向かう。
- どのくらい待ったかな?多分30分くらい。その場で仮滞在許可証(レセピセ)をゲット!A4の紙切れです。
- 日本で発行してもらった3カ月有効の長期研究者ビザの期限は2010年9月26日だったのでそれ以前にレセピセがもらえたことになります。
- レセピセの期限は2010年11月19日。
- “初回”レセピセではフランスへの再入国が出来ないと聞きました。なので、滞在許可証が出るまではフランス国外脱出は我慢、我慢…。
- 2010年10月26日(火)
- 雇用元オフィスより電子メール。OFIIへ指定の日時に健康診断を受けに行くよう指示される。
- 2010年11月4日(木)
- OFII (Direction Territoriale de Paris - 48, rue de la Roquette, 75011, Paris)。バスティーユの近く。
- 必要書類
- la présente convocation(OFIIから届いたconvocation)
- son passeport (パスポート)
- son carnet de vaccination (ワクチン手帳はもっていなかったので、母子手帳のコピーを日本から送ってもらいました。これはなくても大丈夫な気はする。ただ、問診の時にワクチンの有無を聞かれます。)
- ses radiologies pulmonaires récentes(肺のX線写真?そんなのないよ、ってことでもっていきませんでしたが問題ありませんでした。)
- ses comptes rendus d'hospitalisation(入院記録?これもなしでOKでした。)
- ses lunettes de vue(メガネ)
- son carnet de maternite(母子手帳)
- また、convocationには記載されていませんでしたが、レセピセも持っていきました。(レセピセと引き換えに滞在許可証をもらったので必須だと思います。)
- そして、55ユーロ分のtimbres mobiles(切手)。私は近くのTabac屋で買いましたが、場所によっては「55ユーロ分もないよ!」ってところもあるので事前に用意しておいた方がベター。
- 私のランデブーは午前9時でした。
- 胸部レントゲン写真を撮ったり(なぜかこの写真をお土産にくれます。)、身長・体重を測ったり、問診を受けたり…簡単な健康診断です。
- レントゲン装置が壊れていて結構待たされ、午前中いっぱいかかってしまったように記憶しています。
- Certificat de Controle Medical(健康診断の証明)を受取り、その場で滞在許可証をゲット!
- でも健康診断時にもらえないというケースも多々聞くので…当てにしない方が良いです。
2011/06/15
iphone4 その2
at: 23:34
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パリ滞在お役立ち情報,
フランスでの手続き
iphone4の記事でもちらっと触れたましたが、購入直後から電波が悪く、不自由な状態が約4カ月も続いていました。
プリペイド携帯の時と比べ明らかに電波が悪く(3Gが検出できないどころか、電話回線も圏外になっていることが多かった…)、最初は「iphone4はこんなものなのだろう」と諦めていたのですが、やはりorangeでiphone4を契約している友人に聞いてみたところ「そんなことはない」との回答が。
電話中、相手に私の声が全く届いていなかったり…とあまりに不便なので、修理を決意!
結論から言うと、最終的には私のiphone4は不良品だったことが発覚し、返品・交換してもらうことが出来たのですが、そこまでの道のりが長かったです。
フランス語が出来る友人に色々助けてもらえましたが…外国人の私一人では到底手続き出来なかったと思います。この場を借りて、助けてくれて有難うございました。
①まずは街なかのorangeショップへ。
「修理等の問い合わせは電話でのみしか受け付けません。」と言われる。
②orangeのお客様コールセンターへ電話。
「iphone4のソフトをアップデートし、それでも改善されなければapple storeへ行って下さい。」と言われる。
③ネットでランデヴーを取り、いざapple storeへ!
状況を説明するも、「そういうことは起こり得るし、orangeのSIMカードが悪いのでは。こちらであなたのiphone4も検査してみましたが問題なさそうですよ」と言われる。泣く泣く家路に…。
④それでも諦めがつかず、「orange SIM カード & iphone4」を(問題なく)使用している友人に協力してもらい、お互いのSIMカードを交換してみる。
友人のiphone4→問題なし。
私のiphone4→電波障害あり。
やはり、私のSIMカードではなく、私のiphone4がおかしい!!!という結論に。
⑤2回目のランデヴーを取り、再びapple storeへ。④の状況を説明したところ、即、「不良品ですね!交換しましょう。」と!!!
この時の店員さんはとても感じの良い人でした。しかも今回はフランス語ヘルプをしてくれる友人がいなかったので、英語で通したけれど…ちゃんと対応してくれました。
但し、iphoneのバックアップがちゃんと取れているか不安だったのでこの日は家路に。
次に来た時、店員さんが変わってしまって「やっぱり交換しない」って言われても困るので、「ちゃんと交換しますよ」と誓約書(?)も書いてもらいました。
⑥ 3回目のランデヴーを取り、またまたapple storeへ。今度こそ無事に交換。
しかも見違えるように電波がよくなり、ビックリ。なんでもっと早く気付かなかったのだろう。。。
---
余談ですが…初回、アップルストアへ行った時、フランス人店員さんの一人がダビッドという友人に似ていて、一緒にいた日本人の友人と「彼、ダビッドに似てるね。彼に似てかっこいいねぇ~」と日本語で会話。
その店員さんには分からないだろうと思って油断していたら、いきなり日本語で「今回はどうされましたか。」と尋ねられビックリ!!!
しかも仕草や挨拶の仕方まで日本人にそっくりで(きっと日本仕込み!)、久しぶりに丁寧な日本的な店員さんの対応に触れ二人で感激してました★
(でも最終的に対応してくれた店員さんは違う方でしたが…残念。)
プリペイド携帯の時と比べ明らかに電波が悪く(3Gが検出できないどころか、電話回線も圏外になっていることが多かった…)、最初は「iphone4はこんなものなのだろう」と諦めていたのですが、やはりorangeでiphone4を契約している友人に聞いてみたところ「そんなことはない」との回答が。
電話中、相手に私の声が全く届いていなかったり…とあまりに不便なので、修理を決意!
結論から言うと、最終的には私のiphone4は不良品だったことが発覚し、返品・交換してもらうことが出来たのですが、そこまでの道のりが長かったです。
フランス語が出来る友人に色々助けてもらえましたが…外国人の私一人では到底手続き出来なかったと思います。この場を借りて、助けてくれて有難うございました。
①まずは街なかのorangeショップへ。
「修理等の問い合わせは電話でのみしか受け付けません。」と言われる。
②orangeのお客様コールセンターへ電話。
「iphone4のソフトをアップデートし、それでも改善されなければapple storeへ行って下さい。」と言われる。
③ネットでランデヴーを取り、いざapple storeへ!
状況を説明するも、「そういうことは起こり得るし、orangeのSIMカードが悪いのでは。こちらであなたのiphone4も検査してみましたが問題なさそうですよ」と言われる。泣く泣く家路に…。
④それでも諦めがつかず、「orange SIM カード & iphone4」を(問題なく)使用している友人に協力してもらい、お互いのSIMカードを交換してみる。
友人のiphone4→問題なし。
私のiphone4→電波障害あり。
やはり、私のSIMカードではなく、私のiphone4がおかしい!!!という結論に。
⑤2回目のランデヴーを取り、再びapple storeへ。④の状況を説明したところ、即、「不良品ですね!交換しましょう。」と!!!
この時の店員さんはとても感じの良い人でした。しかも今回はフランス語ヘルプをしてくれる友人がいなかったので、英語で通したけれど…ちゃんと対応してくれました。
但し、iphoneのバックアップがちゃんと取れているか不安だったのでこの日は家路に。
次に来た時、店員さんが変わってしまって「やっぱり交換しない」って言われても困るので、「ちゃんと交換しますよ」と誓約書(?)も書いてもらいました。
⑥ 3回目のランデヴーを取り、またまたapple storeへ。今度こそ無事に交換。
しかも見違えるように電波がよくなり、ビックリ。なんでもっと早く気付かなかったのだろう。。。
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余談ですが…初回、アップルストアへ行った時、フランス人店員さんの一人がダビッドという友人に似ていて、一緒にいた日本人の友人と「彼、ダビッドに似てるね。彼に似てかっこいいねぇ~」と日本語で会話。
その店員さんには分からないだろうと思って油断していたら、いきなり日本語で「今回はどうされましたか。」と尋ねられビックリ!!!
しかも仕草や挨拶の仕方まで日本人にそっくりで(きっと日本仕込み!)、久しぶりに丁寧な日本的な店員さんの対応に触れ二人で感激してました★
(でも最終的に対応してくれた店員さんは違う方でしたが…残念。)
2011/06/08
iphone4
at: 19:30
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パリ滞在お役立ち情報,
フランスでの手続き
パリに来てすぐの頃、プリペイド携帯(OrangeのMobicarte)を購入しましたが(→携帯電話を購入)、通話やSMSの回数も増えて、月に30ユーロ以上払っていることに気付きました。
コレなら月額通話料が一定の携帯電話とほとんど変わらないじゃん!ということで契約を変更することに。
前に使っていた携帯電話を「プリペイド式」から「月額式」に切り替えることもできたのですが…折角なのでスマートフォンにすることに。
フランスには日本以上に様々な機種のスマートフォンがありますが…iPhone4にしました。
(って、もう4ヶ月以上も前のお話です。)
フランスではiPhoneのキャリアを複数の会社から選ぶことができるのですが、私はプリペイド式の時にもお世話になっていたOrange (オランジュ)のままにすることに。
電話番号はそのまま引き継げると思ったのですが…契約から半年以上経っていないということで、変わってしまった。残念。
ネットで注文すると月額料が毎月3ユーロ安くなるということだったのですが…在庫なし。
Orangeショップも覗きにいったのですがどこも売り切れ!
何軒目かでやっと、「明日来れば入荷しているよ~」と言われ、無事にゲットすることができました。
iPhone4本体のお値段は229ユーロ。
プランは、1時間無料通話付き、SMS&インターネットがし放題の「le forfait origami star 1h」にしました。
(余った通話分は繰り越されます。)
契約には確か、居住証明書、銀行口座(RIB)、パスポート、そしてクレジットカードが必要だったかと思います。
一気に便利になりました~!
ただ購入直後から電波障害(?)という大きな問題が4ヶ月も続いていたので…
本当に便利になったのはつい最近のこと。そのお話はまた次の機会に。
ちなみにパリでは携帯電話(特にiPhone)の盗難が頻繁にあるようです。
我が研究室のスタッフ(フランス人)も盗まれたが経験あるらしいし、友人のお兄さん(日本人)もパリで観光中に盗まれたそうです。
ポケットなんかに入れてメトロに乗っていると、急に手を突っ込まれて取られてしまうようです。
皆さんも観光で訪れた時は気をつけてくださいね。(って、私も気をつけないと。)
コレなら月額通話料が一定の携帯電話とほとんど変わらないじゃん!ということで契約を変更することに。
前に使っていた携帯電話を「プリペイド式」から「月額式」に切り替えることもできたのですが…折角なのでスマートフォンにすることに。
フランスには日本以上に様々な機種のスマートフォンがありますが…iPhone4にしました。
(って、もう4ヶ月以上も前のお話です。)
フランスではiPhoneのキャリアを複数の会社から選ぶことができるのですが、私はプリペイド式の時にもお世話になっていたOrange (オランジュ)のままにすることに。
電話番号はそのまま引き継げると思ったのですが…契約から半年以上経っていないということで、変わってしまった。残念。
ネットで注文すると月額料が毎月3ユーロ安くなるということだったのですが…在庫なし。
Orangeショップも覗きにいったのですがどこも売り切れ!
何軒目かでやっと、「明日来れば入荷しているよ~」と言われ、無事にゲットすることができました。
iPhone4本体のお値段は229ユーロ。
プランは、1時間無料通話付き、SMS&インターネットがし放題の「le forfait origami star 1h」にしました。
(余った通話分は繰り越されます。)
契約には確か、居住証明書、銀行口座(RIB)、パスポート、そしてクレジットカードが必要だったかと思います。
一気に便利になりました~!
ただ購入直後から電波障害(?)という大きな問題が4ヶ月も続いていたので…
本当に便利になったのはつい最近のこと。そのお話はまた次の機会に。
ちなみにパリでは携帯電話(特にiPhone)の盗難が頻繁にあるようです。
我が研究室のスタッフ(フランス人)も盗まれたが経験あるらしいし、友人のお兄さん(日本人)もパリで観光中に盗まれたそうです。
ポケットなんかに入れてメトロに乗っていると、急に手を突っ込まれて取られてしまうようです。
皆さんも観光で訪れた時は気をつけてくださいね。(って、私も気をつけないと。)
2010/07/12
携帯電話を購入
at: 23:02
Labels:
フランスでの手続き
やっと携帯電話を買いました。
普通の携帯電話か、プリペイド式かで悩みましたが…最終的にはOrangeのMobicarte、つまりプリペイド式携帯電話にすることに。
仕事場でもアパートでもインターネットが使えること、そして、フランスでは頻繁に電話する相手もいないこと(つまり受信がメイン)、がMobicarteを最終的に選んだ理由です。
フランスの携帯については全くの無知だったので、下記サイトを参考にさせてもらいました。
http://www.chemin-h.com/portable.html
普段、日本とのやり取りはメールとSkypeで不自由していませんが、携帯電話を持ったことで緊急時にも対応できるので何かと安心です。
手前は日本で長らくお世話になった携帯、奥がフランスで買った携帯。
ちなみに本体は何と39ユーロ!機能が充実していないものを選んだから、ということもありますが…
(ちなみにプリペイドでなく、通常の契約であれば同じ機種でももっと安くなります。つまり少し前の日本のようです。)
通常契約では銀行口座やクレジットカード、パスポートが必要と言われましたが、今回はパスポートだけでOKで、すぐその場でもらえました。
男の店員さん、最初はぶっきら棒だったのに、パスポートを見て私が東京出身と気付くと急に親しげに優しくなり、「I like Tokyo」を連発してました。
(でも行ったことはないそう。)遠い遠い国というイメージらしいです。
普通の携帯電話か、プリペイド式かで悩みましたが…最終的にはOrangeのMobicarte、つまりプリペイド式携帯電話にすることに。
仕事場でもアパートでもインターネットが使えること、そして、フランスでは頻繁に電話する相手もいないこと(つまり受信がメイン)、がMobicarteを最終的に選んだ理由です。
フランスの携帯については全くの無知だったので、下記サイトを参考にさせてもらいました。
http://www.chemin-h.com/portable.html
普段、日本とのやり取りはメールとSkypeで不自由していませんが、携帯電話を持ったことで緊急時にも対応できるので何かと安心です。
ちなみに本体は何と39ユーロ!機能が充実していないものを選んだから、ということもありますが…
(ちなみにプリペイドでなく、通常の契約であれば同じ機種でももっと安くなります。つまり少し前の日本のようです。)
通常契約では銀行口座やクレジットカード、パスポートが必要と言われましたが、今回はパスポートだけでOKで、すぐその場でもらえました。
男の店員さん、最初はぶっきら棒だったのに、パスポートを見て私が東京出身と気付くと急に親しげに優しくなり、「I like Tokyo」を連発してました。
(でも行ったことはないそう。)遠い遠い国というイメージらしいです。
2010/07/08
銀行口座の開設
at: 22:50
Labels:
フランスでの手続き
先週末、雨が降って涼しくなったパリですが…まただんだんと暑くなってきました。
今日は午前中に時間をもらって銀行口座の開設のために「BNP Paribas」へ。
通常、口座開設のためにはアポイントメントが必要らしいですが、ちょうど空いていたためその場で手続きしてもらえることに。
個室に案内され、女性の銀行員の方と1対1になる。
フランス語で話しかけられるものの、「英語でお願いします」と尋ねると、すんなりOK。助かりました。
パスポート、プロトコールダキュイ[コンベンションダキュイ](←コピーでOKだった)、居住証明書を見せてと言われる。
日本を発つ前に、たくさんのユーロ建てのトラベラーズチェック(T/C)を用意してしまった私。
アメリカのような感覚で(現金のように)T/Cを使えると思っていたのですが、ユーロ圏ではT/Cを使えるお店はほとんどなく、更にはここ1年ほどで現金化の際にも手数料をとるところがほとんどになってしまったとのこと!(確かに日本でT/Cを買う際に、「欧州ではT/Cが使いにくいですけど本当に良いですか。」と念押しされました。 )
買う時も2%の手数料が取られて、換金の際にも手数料が取られるなんて!
でも換金ではなく、開設した銀行口座に預金するのであれば手数料はかからないとのこと。
早くこのT/Cを手放そう、と全てをその場で開設した口座に入れてもらうことにしました。
T/Cを使用する際にはサインをするのですが…一枚につき、表に日本語と英語のサイン、裏にも日本語のサインの“合計3か所”もサインしてと言われる!(本当は1箇所だけで良いはずなのに。)
しかも結構な枚数のT/C…。
サインと言っても芸能人のようなサインがある訳でもなく、漢字で普通に書くだけなのでカナリ面倒でした。
銀行員のお姉さんに嫌な顔されるかな…とドキドキしていたけれど、「私も開設の準備をするからいいわよ!」と笑顔。
お姉さんはパソコンで何やら書類を作って印刷、を繰り返していて、私はその前でひたすら自分の名前を書き続けていました。(先生の前で居残り勉強させられている小学生のように…)
お姉さんも結構時間がかかっている様子だったので、(待たせなくて良かった)と内心ホッ。
お姉さんも複数の書類にサインをしているようだったけれど…サインを書くのが速い。
「シャシャッ」と言う間に書き終えてしまう感じ。(でも何と書いてあるかは読めない。)
日本には印鑑の文化があるから、サインを速く書く必要はないもんなぁ。印鑑だったら楽なのになぁ、と考えながらも私もひたすらサイン。終盤になると酷く汚い字に…。
お姉さんは仕事が終わってしまって、私のサイン書きを苦笑いで見ていたけれど…無事に終了!
と思いきや、次に待っていたのはお姉さんが作った書類へのサイン。
それぞれ説明を受けて、更に5枚くらいの紙にサインをしていきました。 (フランスは書類社会らしいです。)
今度こそ本当に終了!多分全作業で30-40分くらいだったと思います。
肝心のカードは1週間ほどで郵送で届くそう。
サイン書きが面倒だったけれど、意外とすんなりいきました。
キャッシュカード兼カルトブルー兼クレジットカードについては…実際に使用してからまた書きます。
今日は午前中に時間をもらって銀行口座の開設のために「BNP Paribas」へ。
通常、口座開設のためにはアポイントメントが必要らしいですが、ちょうど空いていたためその場で手続きしてもらえることに。
個室に案内され、女性の銀行員の方と1対1になる。
フランス語で話しかけられるものの、「英語でお願いします」と尋ねると、すんなりOK。助かりました。
パスポート、プロトコールダキュイ[コンベンションダキュイ](←コピーでOKだった)、居住証明書を見せてと言われる。
日本を発つ前に、たくさんのユーロ建てのトラベラーズチェック(T/C)を用意してしまった私。
アメリカのような感覚で(現金のように)T/Cを使えると思っていたのですが、ユーロ圏ではT/Cを使えるお店はほとんどなく、更にはここ1年ほどで現金化の際にも手数料をとるところがほとんどになってしまったとのこと!(確かに日本でT/Cを買う際に、「欧州ではT/Cが使いにくいですけど本当に良いですか。」と念押しされました。 )
買う時も2%の手数料が取られて、換金の際にも手数料が取られるなんて!
でも換金ではなく、開設した銀行口座に預金するのであれば手数料はかからないとのこと。
早くこのT/Cを手放そう、と全てをその場で開設した口座に入れてもらうことにしました。
T/Cを使用する際にはサインをするのですが…一枚につき、表に日本語と英語のサイン、裏にも日本語のサインの“合計3か所”もサインしてと言われる!(本当は1箇所だけで良いはずなのに。)
しかも結構な枚数のT/C…。
サインと言っても芸能人のようなサインがある訳でもなく、漢字で普通に書くだけなのでカナリ面倒でした。
銀行員のお姉さんに嫌な顔されるかな…とドキドキしていたけれど、「私も開設の準備をするからいいわよ!」と笑顔。
お姉さんはパソコンで何やら書類を作って印刷、を繰り返していて、私はその前でひたすら自分の名前を書き続けていました。(先生の前で居残り勉強させられている小学生のように…)
お姉さんも結構時間がかかっている様子だったので、(待たせなくて良かった)と内心ホッ。
お姉さんも複数の書類にサインをしているようだったけれど…サインを書くのが速い。
「シャシャッ」と言う間に書き終えてしまう感じ。(でも何と書いてあるかは読めない。)
日本には印鑑の文化があるから、サインを速く書く必要はないもんなぁ。印鑑だったら楽なのになぁ、と考えながらも私もひたすらサイン。終盤になると酷く汚い字に…。
お姉さんは仕事が終わってしまって、私のサイン書きを苦笑いで見ていたけれど…無事に終了!
と思いきや、次に待っていたのはお姉さんが作った書類へのサイン。
それぞれ説明を受けて、更に5枚くらいの紙にサインをしていきました。 (フランスは書類社会らしいです。)
今度こそ本当に終了!多分全作業で30-40分くらいだったと思います。
肝心のカードは1週間ほどで郵送で届くそう。
サイン書きが面倒だったけれど、意外とすんなりいきました。
キャッシュカード兼カルトブルー兼クレジットカードについては…実際に使用してからまた書きます。
2010/07/07
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