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2011/10/28

M2→Ph.D.

フランスでは、6月から7月が年度末にあたり、ちょうどその頃、我が研究室の修士課程(M2)の学生さん達も修士論文の執筆、そして学位審査に追われていました。

フランスでは(少なくても我がラボに所属の学生さんは)、二年間ある修士課程のうち、最初の一年半は授業・学生実験がメインで、残りの半年でようやく研究室に所属して研究をスタートさせます。

日本では、大学の学部4年生(早いところでは3年生)から研究室に所属して実験をし、卒業論文を書き、更に修士課程へ進めば2年間がっつり実験&研究というのが一般的なのでシステムが違いますね。

フランスの場合、研究室に配属される前に様々な分野、実験手法を広く、浅く学ぶことが出来ると思いますが、一方、日本ではがっつり研究室に所属するので、修士2年の頃には(配属された研究室で使う研究手法については)結構深い知識をもっていることになると思います。

フランスの学生さんを見ていて感心することは、修士2年の後半で研究室に配属され、半年という短い期間しかないのにしっかりと修士論文をまとめていることです。(勿論周りのサポートも大きいですが。)

(以前、フランスの大学院制度の記事でも書きましたが、)
日本と比べフランスは指導教員に対する生徒の数が少なく先生の目がきちんと行き届くということもあると思いますが、もう一点、学生さん自体のモチベーションも違うと思います。

というのも、日本では入学試験にパスして、授業料さえ払えば博士課程へ進学できますが、フランスで博士課程へ進学するためには、お金(グラント、Scholarship、研究費等)を自分で取ってこなければならないのです。(何年か前に法律でそう決められてしまったのだとか。)

(追記)学生さんが自身でグラントを取ってくるパターンと、研究室のグラントで学生さんが雇ってもらうってパターンもありました!

そのためには修士課程である程度の業績をあげた方が有利だし、博士課程における研究計画も明確でなければなりません。

(日本でいうと「学振DC1, DC2」を取れた人だけが進学できるという感覚に近いのかな?学振の取りやすさとフランスでのグラントの取りやすさをちゃんと比較した訳ではありませんが…)

実際、私と同じプロジェクトで働いていた修士の学生さんも博士課程への進学を希望していたため、配属当初からモチベーションがとても高かったです。
彼は修士課程卒業後、書類審査、面接を経て、無事にグラントを取ることが出来たのですが…結果が出るまではボス含め皆がピリピリしていたし、決まった時の喜びようは本当にすごかった。
(研究室の皆にビールをご馳走していました。一番若いのに…(笑))

後になって知ったことですが、彼の同級生でグラントが取れなかった生徒さんは少なくないようで、未だにどこの研究室にも行けず複数のグラントに挑戦している子、フランスでの研究を諦めて海外の研究室へ行った子もいるとのこと。

そういう意味ではフランスはかなりシビアですよね。

2011/09/27

論文”投稿”記念パーティー

先週末、学生さんBMのアパートでパーティーがありました。
その名も「論文”投稿”おめでとうパーティー」!

普通は論文が”受理”された時にお祝いのパーティーをするものですが…、彼女にとっては初めての国際誌への論文投稿だったので、受理前だけどお祝いしちゃおう!ということでした。

BLのアパートに招かれたのは初めて。
彼女はアパート(3部屋+キッチン+バスルーム)を3人でシェアしています。
ルームシェアのお宅訪問も初めてでした。

そうそう、どのフランス人もですが…皆、おうちに招くとまずはキッチン、バスルーム、そして寝室…とプライベートなところまで隅々と紹介してくれます。
(私には絶対できない…)

今回もご丁寧にBMの寝室のみならず、ルームメイトの部屋まで(不在なのに勝手に開けて)紹介してくれました。さらには寝室には洗濯物が干してあって…どこに目をやって良いか分からなかった…
(うーん、やっぱり私にはできない…(笑))

集まったのは、ルームメイト1名、BMのお友達(共にフランス人)、そして我がラボの新ポスドクでありBMとも一緒に働いているSL(ポルトガル人)の計5名。
(ちなみにSLも4人でルームシェアしていますが、この4名、もともとは赤の他人。こちらではルームシェアは一般的ですが、これも私にはできないなぁ…)

印象的だった話題が二つ。

一つはフランス人とポルトガル人が集まると良く挙がる話題のコーヒーについて。(そこにイタリア人も加わるとなお良し。)

彼らにとってコーヒーと言えば「エスプレッソ」。
だから我ら日本人が良く飲むコーヒーはあり得ない訳です。
(「アメリカンコーヒー」なんて論外らしい。)
それでいかに自分たちのコーヒーが素晴らしいかについて語ってました(笑)
ポルトガル人のSL的にはフランスのエスプレッソもまだまだだそう。
だからと言って、本場のイタリアコーヒーは濃すぎて、量も少なすぎてやっぱりダメみたい。
(ちなみにBMとSLのボスはイタリア人。)

まぁ、結局は自分たちの(飲み慣れた)コーヒーが一番美味しいってことですね。
そうそう、面白いことに、同じ欧州でもスペインやドイツではエスプレッソではなく、日本と同じようなコーヒーがメジャーなんですよね。

そして今度は「ブロンズヘアー」について。
BMはフランス人には珍しいブロンズ(金髪)で目も透けるようなブルーをしているのですが、フランスでは(そしてポルトガルでもらしいのですが) 、「ブロンズヘアーはおバカさん」といったジョーク(?)があるらしく、子供・思春期の頃はひどくそれで傷ついたのだとか。
確かにフランスで何回か「ブロンズヘアー」についての上のような話題を耳にしたことがあります。でも栗毛の子が脱色していたりもするので…やっぱり何だかんだでブロンズに対する憧れもある気はするけれど。。

黒髪のSLと私からすれば、歳とっても白髪が目立たなくて羨ましい限りです。
(SLと私は同じ歳ですが…既に二人とも白髪がチラホラ…。)

2011/02/11

ある日の職場でのランチ

ランチ
メインはシュークルト。フランス・アルザス地方の料理です。

お肉に隠れて見えにくいですが…酸味のあるキャベツの漬物 (ザワークラウト)は私の大好物。

チーズのBabybellはこちらの学生さんに言わせると「お子様用のチーズ」らしいです(笑)
日本人の私にとってはクセがなく食べ易いのですが…。

Babybell


有名なCMソングがあるらしく、歌ってくれました。(ピンとこなかったけど)

周りは赤いワックスで加工されているので、それをむいて中身だけ食べます。

そしてデザートがパリブレスト
これが学生さんたちの間では大人気。

ただ誰も名前の由来を知らない。
パリはParisで、ブレスト(Brest)はフランス・ブルターニュ地方にある都市の名前らしいのですが…。

写真だとうまく伝わりませんが…真ん中に穴の空いた(ドーナツの形をした)シュークリームとでもいうのでしょうか。真ん中にたっぷりのクリームがサンドされています。

そして、もちろん主食は小ぶりのフランスパン!

2011/01/04

Bonne année! & Galette des rois

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2011/01/06
写真追加しました!
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あけましておめでとうございます。

年末・年始は結局休まず働いてしまいましたが…ちゃんとフランスらしいノエルの過ごし方も体験できました!そちらの記事も追々載せますね。

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フランスは正月三が日がある訳ではないので、月曜(3日)から仕事です。
(今年は祝日の元日が平日ではなかったので、フランス人の皆は惜しがっていた)

仕事初め当日、朝の挨拶は「Bonjour」の代わりに「Bonne année !(ボナネー!)」&ほっぺにチューでした。

そして、2日目の今日は研究室の皆でガレット・デ・ロワ(galette des rois)を食べました。
(本来は1月6日に食べるものらしいです。) wikipedia: ガレット・デ・ロワ

アーモンド味のラウンドケーキなのですが、中に小さな陶器(フェーヴ)が1つ入っています。
このケーキを人数分に切り分け、フェーヴ入りのケーキに当たった人が王冠を手にする、というもの。
(ケーキには紙製の王冠もちゃんと付いてきます。)

今回、2つのケーキ(つまりフェーヴは2つ)を12人で切り分けたのですが…2つのフェーヴとも1人の学生さんがゲット!王冠も二つ頭に乗せていました。

結局、皆で談笑しながらケーキを食べただけで、王様(またはお姫様?)が何かをすると言う訳ではなかったのですが…

おせち料理を食べると「正月だなー」って日本人が感じるように、このケーキを食べると「新年だなー」ってフランス人は思うのかな。

カメラを忘れてしまったのが残念。
ケーキの入っていた袋と紙の王冠はゲットしたので…その写真をアップしますね。

本年も宜しくお願いします!

2010/10/08

Nutella

皆さん、ヌテラ, Nutellaってご存じですか。

以前、院生のEとパリの街中を歩いていた時に、彼女がクレープ屋さんに置いてあった大きなチョコバターの巨大ボトルを見て、「あんなに大きなヌテラがあるよ!」と騒いでいたのですが…、私が「ヌテラって何?」と聞くと、「えっ、知らないの?」と驚かれました。

次の日のランチでも話題にも上がったのですが、フランス人にとっては国民食?らしく(米国留学経験のある隣の研究室のベトナム人も知っていたので…欧米では一般的?)、ヌテラの存在すら知らなかった私を皆、驚愕の目で見ていました。


パンに塗ってもよし、クレープに入れてもよし、そのままなめてもよし…。だそうで、
しばらくヌテラに関して熱いトークが交わされていました。

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その後、たまたまスーパでヌテラ, Nutellaのボトルを見かけたので私も皆の話題についていけるよう購入してみました。
ナッツ入りで、確かに美味しい。

ただ食べ過ぎには注意しないと…

2010/09/30

日本料理パーティー

先週の金曜日(9月24日)の夜、我が家で開かれた「日本料理パーティー」について。
ホストは私とMちゃん。(とは言っても私は企画のみで…料理を作ってくれたのはMちゃん。何から何までありがとう。)

そしてゲストは、22日に学位を取得したばかりの中国からの留学生S (♂)と(Sの博士論文・学位審査)、博士課程3年になったばかりで今回のパーティーでは最年少だけど、一番お姉さんのようなオーラのある姉御肌のE (フランス人♀)。

Eは最近、 Île-de-Franceからパリ市内に引っ越してきたばかりなので彼女の引越祝いと、Sの学位取得のお祝いを兼ねて。

日頃の研究室での会話でEが、「UDONは脂っこい」だとか「SUSHIにお酢は入っていないと思う」だとかいった発言をしており日本料理を勘違いしているようだったので、このパーティーには“本当の日本食について理解してもらう”趣旨も含まれていました。

そして、Mちゃんが用意してくれた日本料理がこちら~

Eの勘違いしている“お寿司”と“うどん”のみならず、浅漬け、豆腐、そして肉じゃがが用意されていました。

パリで作ったとは思えないですよね?


私まで興奮してしまいました。

SもEもいわゆる“にぎり寿司”しか知らなかったようなので、“ちらし寿司”は初めてだった様子。

また、中国人のSでも豆腐を生で食べる習慣はなかったらしく、これも初めてだったようです。

何を食べても、二人とも「美味しい」を連発してくれました。(私も連発していました…)

そして意外だったのが肉じゃが。

日本酒がなかったので、代わりに赤ワインで煮込んだそうなのですが、これがフランスのブルゴーニュ?だかブルターニュ?だか(どちらだったっけ?)の料理にそっくりなようで、Eは「そこの地域の料理みたい」だと言っていました。

食後は日本茶に羊羹&お煎餅。
お酒のワイン以外、全てが「Japon」のパーティー。
私も久々の日本食が食べられて大満足でした。

そして、とにかくゲストの二人がスゴイ喜んでいてくれて良かった。
SやEとの距離もぐっと縮まったような気がしました。

これからも頻繁にこういったパーティーが開けると良いですね。

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あっ、そうそう。
パーティーの差し入れで、SとEがロゼワインを持ってきてくれたのですが、Dの送別会の際にプレゼントした日本からのお土産、手ぬぐいにワインボトルを包んできてくれました!

使い方、ちゃんと分かってるじゃん!

2010/09/27

カラオケ

Sの博士論文・学位審査後の続きを。

皆でカラオケ付き中華レストランに行きました。

レストランへ向かう途中、「フランス語で知っている曲はある?」と聞かれ、「オー・シャンゼリゼ」と「夢見るシャンソン人形」を日本語の歌詞でちょこっと歌ってみたら皆喜んでくれました。

自分の国の曲が他の国でも歌われているって知ったら確かに嬉しいものですよね。

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実際の会場はどうだったかというと…カラオケと言っても日本のカラオケボックスのような個室ではなく、レストランの一角にステージがあって、全てのお客様の前で歌わなければならない恥ずかしいスタイル。

フランスではカラオケはこのステージタイプが一般的な様子。

多くの若いスタッフや大学院生たちは恥ずかしがって歌ってくれませんでしたが(隣のグループがカナリ盛り上がっていて、歌って踊っていて…我々が歌う必要もなかったのですが)、隣のお客様が「オー・シャンゼリゼ (aux Champs-Élysées)」を歌うと会場全体が皆口ずさんでいて…やっぱりこちらでも有名なんですね!


研究室の方が歌ってくれた曲の一部をメモっておきました。

Chanson Pour L'auvergnat - Georges Brassens
Petite Marie - Francis Cabrel
Ce N'est Rien - Julien Clerc

どれもかなり古い曲のようですが、若い子も口ずさんでいて…有名な曲みたい!
これを機会にフランスの曲も少しずつ覚えていこう。

2010/09/25

Sの博士論文・学位審査

こちらの記事(フランスの大学院制度)でもちらっと書きましたが、 同じ研究室に所属している博士課程の学生さん、Sの学位審査が22日(水)に行われました。

彼は中国人なのですが、中国の大学を卒業後に渡仏し、フランス語の語学学校、パリの大学を経て、現在の大学院に至っています。

フランス歴は確か7、8年でフランス語もペラペラ。
とはいっても母国語ではないフランス語で分厚い学位論文を執筆し、学位審査に挑んだのは大変なことだったと思います。

(ただ彼曰く、サイエンスの教育はフランスで受けているので、母国語でサイエンスについて語るのは逆に難しいのだそう。だから将来は中国で戻って教壇に立ちたいのだけれど、中国人でありながら、サイエンスに関する中国語を学び直す必要があるのだとか。)

私は日本の大学院を出ていて、学位論文は英語で書いて日本語で学位審査でしたが、フランスでは通常、フランス語で学位論文&審査だそうです。外国人であれば英語でも可とのことでしたが。

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学位審査当日は現在の研究室メンバーだけでなく、彼の友人や現在は研究室を去ってしまった同僚たちも集まっていました。

最前列に座ったのは審査委員5名+指導教員1名。(私の時は審査委員(主査&副査)は3名でしたが。)

40分程のプレゼンテーションの後、各審査委員からの質疑応答が始まりました。

正直、フランス語だったので議論の詳細を理解することは今の私には不可能でしたが…
外国人でありながら、堂々とプレゼンし、厳しい質問にも動じずに受け答えしているSの姿を見て、すごいなぁの一言です。

約3時間!の迫熱した議論の末、審査委員以外は部屋を出され、外で審査結果を待ちます。(これは日本と同じでした)

十数分ほど経ってから皆、部屋に呼び戻され、そこで主査の先生が無事に学位審査に通ったこと、そして博士号 (Ph.D.)が取得できたことをSに言い渡すと会場には拍手が沸き起こりました。

感動を抑えきれずに涙をこらえながら、審査委員や先生方に挨拶をするSの姿を見て、こちらまで涙が出てきそうに…。

その後は審査委員の先生も含め、部屋の外でケーキやチーズ、シャンパンを囲んでパーティーが開かれました。(これは日本にはなかったな。)

とにかく、Sが無事に学位審査を終えることが出来て良かった!
この日の夜は皆でカラオケ付レストランに行きましたが、その続きはまた今度。

2010/09/21

フランスの大学院制度

今の研究室には大学院、博士課程の学生さんが2人所属しており、そのうちの一人はボスに、もう一人は中ボスについています。

フランスでは、教授等の指導教官 (Supervisor、研究監督者)が担当できる学生数は1.5人までと決まっているのだ、と学生さんから聞きました。

少ない!そして、1.5人!?

この中途半端な数字の意味についてですが、基本は一人だが、担当している学生の卒業年度には新たな学生を迎えて良い、ということらしいです。

そして、大学の教授や準教授だけではなく、研究所所属の研究者でも資格さえ持っていれば (試験をパスすれば?)、学生を指導できる立場になれるとのことでした。

それにしても監督者あたりの学生数が日本とは比較にならないほど少ない!
特定の研究室に学生が集中するということは起こり得ないですね。

指導教員の先生が多くの生徒を抱えている場合、頻繁なディスカッションは難しくなりますが、担当学生が1.5人ということであれば先生の目も行き届きますよね。

確かに、現在の研究室では年中、学生と指導教官とが議論している光景を見かけます。

またフランスでは、Scholarshipをもらっているか、研究機関等から毎月ある程度のお給料が出ていないと大学院生にすらなれないらしいです。


日本より大学院生のハードルが高い。

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ところで明日、2人の学生さんのうちの1人が学位審査を控えています。
午後はラボの皆で応援です!

(審査終了後は研究所内で軽くおつまみで乾杯して、その後レストランでお食事して、さらにその後は“カラオケ”らしいです!盛大に祝福するんですね!)

私も約半年前の悪夢(?)が頭をよぎりますが…フランスの学位審査がどういったものかとても興味深い。
そして、学生さんの発表がうまくいきますように…!!!

2010/09/02

Dの送別会

8月をもって女性スタッフのDが定年退職されることになり、先月末、彼女の送別会が研究室で開かれました。

前日に、「手作りのケーキ等を持ち寄ってパーティーを開く」と聞いていたので、私も何か出来ないかと考え…両親に日本から持ってきてもらった「茶道セット」を使って抹茶をプレゼントしてあげることにしました。

祖母が茶道をやっているので、小さい頃にちょこちょこ教わっていたのですが、高校に入ってからは全くやらなくなってしまったし、当時は半分嫌々で教えてもらっていたので(長時間の正座が耐えられなった)、今更になって「しっかり教えてもらえばよかったなぁ」と後悔。

フランスに来る直前に2回ほどお手前をおさらいしてから来たのですが、今まで腰を据えて茶道を習ってきた訳ではないので、こんな私が茶道を日本の文化として紹介してしまって良かったのだろうか…^^;

きっと裏千家連盟(そんなものが存在するか知らないけれど?) の方々が知ったら怒ってしまうでしょう…。先に謝っておきます。すみません。

当日は一通りのお手前をやる時間もなかったので、ふくさのさばき方をちょこっと披露したくらいで、すぐに抹茶をたてました。

茶道自体を知らないメンバーも結構いたようで、茶せんを見て、「フランスにも同じようなものがあるけど、化粧の時にしか使わないわ。(チークブラシみたい、ということらしい。)」なんてジョークも。
茶道の道具自体、面白くうつったみたい。

抹茶を飲むのが初めてという人も結構多く、人生初の抹茶が私がたてたものだなんて…申し訳ない。

Dをはじめ皆は「美味しい」と言ってくれたけれど、常に直球のEには「ほうれん草みたい」と言われてしまった。濃すぎたのかもしれない…。

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また、祖母の友人Jさんがたくさんの「手ぬぐい」を提供して下さっていたので(本当は皆の揃うバカンス明けにしようと思っていたのですが)、この機会に皆にプレゼントすることにしました!

藍や緑、オレンジにピンク、紫…など色も柄も様々で、日本らしい味のある手ぬぐいが揃っていました(私が欲しいくらい)!
派手な色が好まれるのかなと思いきや、藍や紺色の渋い手ぬぐいが意外と人気でした。

「用途は何でもありで、好きなように使えるよ」と説明すると首に巻いたり、プレゼントの包みにしようなんて声も。
また、フランスで使えそうな使用例として“ワインボトルの包み方”も披露してあげました。

Jさん、本当にありがとうございました!

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私自身はDとは仕事上での接点はなかったのだけれど、彼女はメンバーからの信頼が厚く、鼻先で赤ぶちのメガネをかけていて、紺色のボーダーTシャツとジーンズが似合うこれぞフランス人というカッコいいおば様でした。

帰り際には「今日は本当に嬉しかった。」とわざわざ私の部屋まで挨拶に来てくれました。
お手前はきっとひどかったけれど、気持ちは伝わったようです♪

2010/08/29

「ごはんを食べる」のジェスチャー

言語の通じない場面で “ジェスチャー” は有効な手段となりますが…

研究室のメンバーとランチに行く前、「もうごはんを食べに行ける?」とお互い確認を取り合うのですが、初めの頃はその場面でとても違和感を感じていました。

なぜって、「ごはんを食べる」のジェスチャーが私とフランス人とで違うから。

日本人の私は無意識に左手にお茶碗を持ち、右手でお箸をもって(または右手をチョキの形にしてお箸に見立て)、そのお箸を口元に持っていって「ごはんをたべる」を表現していました。

一方、フランス人の皆さんはどのように表現するかというと、右手の親指・人差し指・中指をくっつけて、それを口元に持っていくのです!

そう、フランス人にとっての主食はパンなので、ちぎったパンをつまんで口元に持っていく仕草なのでしょう!


思わず、お互いのジェスチャーが違うねと笑ってしまいました。

未だ、「ごはんを食べる」のジェスチャーは私一人だけ違うままです。

2010/08/10

パリ 地図

私にとっての「中ボス」と言っても過言ではないBが、おススメのパリ地図を紹介してくれました。

中ボスと言っても、まだ30代半ばくらい(?)の若い女性研究者。
一番研究の相談に乗ってもらっていて、ボス以上に仕事の話をしています。席も隣。

彼女はパリに住んで20年以上経つけれども、この地図は今でもカバンに入れて毎日持ち歩いているのだとか。かなり使いこんでいるようで、彼女のものは表紙がボロボロ。

北駅 (Gare du Nord)内のMONOPRIX内に売っていたのを思い出したので早速1冊 (4.5 Euro)購入してみました。

パリは1~20区までありますが、1頁に1区ずつ載っていて、例えば1区のページでは1区のみが黄色く塗られており、それ以外の周辺の区はブルーになっているので、区の境も一目瞭然。
メトロやRERの路線図もあります。

日本から旅行ガイドは持ってきていたのですが…これなら何より軽いので毎日持ち運ぶには便利です。


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Bはバリバリ研究をこなす「出来る女性」といった感じ。
最初はちょっと怖くて、研究以外の話はできませんでした。

例えば…
技官さんのJが「明日から3週間バカンスで休みます。」と言って研究を出ようとした時、「恥じね!」と大きな声で笑って送りだしていたのですが…

(Bはこんな本気ともジョークとも取れないことをよく言って笑うのですが、目は笑っていないんです(笑)。それに最初のうちはビビっていましたが…、)

最近ではそれはジョークだということも分かってきて、世間話もできるようになってきました。

2010/08/05

ハンガリー人女性研究者・日本の大きさ

今、フランスはバカンスシーズンです。

私がフランスに来た時点(6月29日)で一部の人は既にバカンスに突入していたので、私はまだバカンスシーズンしか経験していないことになりますが…。

期間は人によって異なり10日~3週間ほど。日本では考えられない。羨ましい。

バカンスを取るタイミングも様々で、メンバー全員がいなくなるということはありませんが、パリ祭(7月14日)以降に休暇に入るフランス人は多く、ランチ仲間も今日で全員バカンスに突入してしまいました。

今日からは一人でランチかな…と思っていたけれど、既にバカンスを終えたハンガリー人の女性研究者に声を掛けてもらえました。

彼女はフランスには既に7年住んでいて、フランス語も英語も堪能です。
先月までバカンスに行っていた彼女とは今までほとんど話す機会はなかったのですが、今日は2人だけでのランチということもあって会話も弾みました。

うちの研究室はほとんどをフランス人が占めるので、彼女は数少ない非フランス人の一人。
非フランス人である私の気持ちもよく分かるみたいで、日々の心遣いが素晴らしい。

例えば仲間内でフランス語の会話が始まってしまった時に英語で同時通訳をしてくれたり、

(ただ、彼女にとっては英語もフランス語も「外国語」なので、どちらを話しているか混乱するようで、私にフランス語で説明して、フランス人には英語で話しかけて…なんてことも(笑))

またある時には、私が実験で煮詰まってタメ息をついてしまったら(私自身は深刻ではなかったのだが、私が思いつめていると思ったのか)とても真剣な顔で私の肩を撫でながら「大丈夫?」と何度も声を掛けてくれ、その日の最後には「私なら気軽に何でも聞いてもらって良いのよ。」と声を掛けてくれたり…と。

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そんな彼女との会話の中で「日本は地図上でとても小さく見えるけど、全長何キロあるのか?」と質問されたのですが…その時はうまく説明できなかったので調べてみたところ、こんなサイトを発見しました。日本の大きさを世界中の国と比較できるよう。http://www.benricho.org/map_j_w_size/
日本は海に囲まれていて比較する国も少ないし、隣は大きな中国大陸なので地図上では実際よりも小さく感じるけれども、こうやって見てみると(国土は小さいかもしれないけれど)想像よりは大きく感じません?

ちなみに国土でいうとフランスは日本の約1.5倍あるそうです。(でも人口は日本の方が2倍!)

2010/07/27

お昼は何を食べているか

平日は職場の食堂でランチを食べています。

食堂の入口には、手前から前菜(サラダ類)、ケーキ、フルーツ、チーズ、ヨーグルト、そしてメイン(肉2種類、魚から選択)が並んでいるので、好きな物をトレーに乗せていき、最後にお会計です。

各食材はポイント制になっていて、例えばメインは2ポイント、ケーキは1ポイントといった具合。
そして、そのポイントあたりの値段は役職によって違うのです。


私の場合、例えばメインとデザートで3.5ユーロくらい。内容からみれば安い方だと思いますが、学生さんはもっと安いらしい。(逆に先生たちはもっと支払わないといけない。なので、お弁当持参率が高い。)

メインには付け合わせで温野菜(といっても冷凍食品だと思う。ゆでられ過ぎたインゲンやニンジン)、マッシュポテト等がたっぷり付いてきます。「少しだけ」と言わないと、ビックリするくらいの量を乗せられてしまう。

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ヨーグルトは砂糖の入っていないプレーンタイプしか置いていないのですが(スーパーでもプレーン率高し)、それをフランス人の皆はどうやって食べるかというと…コーヒーに入れるような普通の砂糖を入れて食べています。普通の砂糖なので勿論じゃりじゃり言わせながらヨーグルトを食べる羽目に…。

最初はこれには違和感がありました。日本では砂糖入りが主流だし、プレーンヨーグルトでも専用の溶けやすい砂糖を入れますよね?

じゃりじゃりしない砂糖を開発しちゃうあたりが「日本らしい!」と感じた瞬間でした。

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そして、食後の皆さんのお皿を見ると、舐めたのかと思うくらいキレイぴかぴかになっています。
なぜって、それは…お皿についたソースや食べかすもフランスパンできれいにすくって、ぬぐって食べてしまうから。

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学生さんの中に毎日お弁当を持参してくる女の子がいるのですが、お弁当も日本とは違う。
日本のお弁当箱のようなものはなく、タッパーに入れてくるのですが、時には食材そのものが入っています。

それら(例えば野菜やチーズ)を目の前で器用にナイフで切っていって、お皿にあけサラダにしてしまったり。そしてサラダを食べ終わるとお皿をフランスパンでキレイにして、次はメインのおかずをあけ、それも食べ終わればまたパンでキレイにして、最後はフルーツを切ってお皿に乗せ…といった具合に目の前でプチフルコースを作ってしまうのです。

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忘れなければ、ある日のランチの写真を載せますね。

2010/07/21

朝食と「H」と「R」

今日のランチタイムでは“朝食”の話題に。
日本では何を食べるのと聞かれ、「一般的にはご飯と…」と言った瞬間、フランス人の皆さんからブーイングが。

フランスでは朝は量もそんなに食べないし、甘いものしか食べられないみたいです。(塩気のある食べ物は朝は食べたくないとか。)
英国式の朝食で出てくる卵料理ですら許せないみたい。日本の旅館の朝食を見たら吐気がしてしまうかもしれないですね(笑)

そういえば何日か前、技官さんのJが「朝食にパンと一緒にハチミツを食べるのが好き。」と言っていたのですが、彼女の発音する「Honey」を理解するのに少し時間がかかりました^^;
(Jは英語が苦手で、私のフランス語と同様、Jも英語の勉強中なのです。)

フランス語を勉強された方はご存知かと思いますが、フランス式に「Honey」を発音すると「オニー」になってしまいます。

「おにー?おにーって何?鬼ーじゃないし…あっ、ハニーね!」 ここまで行くのに時間がかかりました。

その後、私が「ハチミツは“オニー”じゃなくて“ハニー”だよ。」って言っても、めちゃめちゃ可愛い笑顔で「“オニー”」って返してきました。

彼女なりに「H」を発音しているつもりみたいなんですが、全然足らないというか私には「“オニー”」にしか聞こえないんです。

その後、「H」の発音の勉強をしてきたのか、今日はちゃんと「ハニー」と言えていました。でもその言い方がすごく可愛くって、日本人で言う「ハッと驚く」時に出る「ハッ」の発音を一生懸命出した後に「ニー」を続けて「ハッニー」という感じです。フランス人には「ハ」がこんなに言いにくいものなのかとビックリ。

って、私も人のことが言えず…フランス語の「R」の発音をする時の喉での摩擦音?がうまく出せず、一生懸命この音を出そうとすると、「日本人には難しいんだって~」と冷やかされます。

そう、フランス人同士の会話を聞いていると、日本でいう「OK~」に似た表現(だと思う)で、「D'accord!」がかなり使われています。

私も聞こえたままに「ダコーっ!」と使ってみたのですが通じず…、「あっ、“D'accord”ね。」と「R」入りの発音で返されてしまいました。でも私には「ダコー」にしか聞こえないですけど…もう少し「R」の聞き取り&発音の練習が必要みたいです。

2010/07/17

フランスのキーボードは要注意

もう1週間以上前の話になりますが…私専用の新しいパソコンが研究室に届きました。

私が日本を発つ数日前にオーダーしていてくれたものだったのですが、開けてビックリ。
何がって…フランスと日本ではキーボード配置って違うんですね。(フランスはAZERTY配列とやらを採用しているようです。)

特に左手小指周辺のキーがゴチャゴチャ。よーく見てみて下さい。分かります?
それ以外にもMキーの配置が違っていたり…

オーダー前にボスは親切に、「Mac派かWindows派か(こちらではPC派というみたいですが)」を聞いていてくれていたのですが、ついでにキーの配置もフランス派か日本派か聞いてくれれば良かったのに(笑)

ボスも「アメリカ留学から帰ってきた直後の頃、フランスのパソコンで正直戸惑った。今はフランス式に慣れてしまったけど、未だにたまに間違えてしまう」と。

最初はAZERTY配列のまま頑張ろうと思ったけれど、やはり支障が…
結局は日本式のレイアウトに切り換えることにしました。
また、日本語を打つこともできなかったので、日本語とついでに英語をインストール。

これで、日本のPCとほぼ同じ環境で仕事することができるようになりました。 (それでも記号の配置が私の使い慣れたパソコンとは異なり…まだ間違えてしまう。)
また、OSやword等のソフトも全てフランス語なので少し戸惑いますが…これもフランス語の勉強ということで。

2010/07/09

手巻きタバコとSunbathe

ランチメンバーの中に、食前後にタバコを吸う女の子がいます。
しかも“手巻きタバコ”!理由は「安いから」。

手巻きタバコ(紙巻きタバコ?)自体見たことが無かった私は最初、興味津々でした!
ランチが終わると、巻きタバコグッズを取り出す彼女。
専用の薄いシート(あぶら取り紙の様)にタバコの葉を載せ、慣れた手つきクルクルっと巻いたら、シートの縁の糊の部分をぺロ~っと舐めてくっつけてタバコの完成です。

食堂のある建物と研究室がある建物は別なので、外を数分ほど歩くことになりますが、その道をタバコを吸って歩く。(建物内は禁煙ですが、歩きタバコはOKみたい。)

そして、研究室の建物についてもしばらく皆、中に入ろうとはしません。
彼女がタバコを吸い終わっていないという理由もありますが、もう一つ理由が。
Sunbathe(日光浴)タイムです。

あえて日なたに出てのおしゃべりタイムなので、しばらく太陽光にさらされることに。
しかも今年のパリの夏は異常に暑いみたいで、カラっと晴れていて、太陽光もジリジリ照りつける感じ。

日本人の私は、本音を言うとキャーっと言って日陰に入りたいところですが…私も一緒にSunbatheを楽しむことにしています。(何年後かにスゴイ後悔するかもしれない。)


そのせいか…徐々に肌がうすら茶色っぽく焼けてきました。
でも肌の白い彼&彼女たちはこんがり焼けているというよりは、真っ赤になっていて軽いヤケドのよう。そして、顔も体中もシミ・ソバカスだらけ!でもそんなことはお構いなしの様子。

「こんなに焼け方が違うね。日本人の女の子たちは肌が白いのに憧れるんだよ。日光に焼けないように夏はたくさん対策をするのだから。」

というと、「私たちは白すぎて嫌。だから焼いているけど、どんなに焼いてもブラウンにはならないからかっこ悪い。」と。

無い物ねだりというか…こんなにも違うんですね!

2010/07/06

ランチでの会話-大学と映画の話-

今日も学生さん3名、技官さん1名、秘書さん1名と一緒にランチへ。

大学院生のEさんが「今日はフランスの学生にとっては大切な日なの」と切り出す。
どうやら今日は、フランスの大学入学試験(Baccalauréat, バカロレア)の合格発表日なのだそうだ。
バカロレアについては私も詳しくないので調べて頂きたいのですが…
大学に入学したければ、この試験をパスしなければならないらしい。

そこから大学の授業料の話に。「日本では年間いくらかかるの。」との質問。
「国立・私立、文系・理系かで大きく違うが、国立大学でも年間5,000 Euroくらい必要だ」と説明すると、フランス人たちは「ケタが違っているのではないか!」と騒ぎ出す。
 「いや、これでも最低ラインで私大の理系や医療系だともっと高いんだよ。」と言うと、 皆、「信じられない!」と。
すると、即座に他の院生が、(日本人はたくさんお金を持っているんだよ。給料は年間 ...)とコソコソと話しだしていた。詳しくは聞き取れなかったけど、やはり日本はそういうイメージがあるらしい。
ちなみにフランスでは年間数万円程度で済むのだそうだ。欧州では基本的に教育費は無料もしくは安いみたいです。

そして、次は映画の話題に…
「映画“Twilight”の新作がついに明日、公開されるのだけど、見たことある?」とのこと。
全米で人気No.1と聞いて、1作目だけ見たのだが…私の好きなジャンルではなく、特にハマりもしなかった。でも学生さん達は公開が待ち遠しい様子。
確かにパリを歩いていると駅にも街中にも…至るところに広告が。ブレてますが、写真は駅で見つけたもの。

フランス映画と言えば、私の中では「アメリ」なので、フランス人の皆さまにご意見を伺ってみると…
皆、 肩をすくめて「確かに有名だけど、私は嫌い。」とか「内容がいまいちね…」と皆好きではない様子。私なんか好きで3回も見ちゃったのに^^;

逆に知っている日本映画について聞いてみると、皆あまり知らない様子。
北野の名前を知っている人も1人しかいなかった。その子とは別に、武が出てる「バトルロワイヤル」をみたことはあるという学生さんはいたけど。

「でも日本の“モンガ”は題名はよく分からないけどテレビでよく見たわ」と学生さん。モンガ…!? あっ、マンガのことらしいです。

そうそう、フランス人の発音は難しいです。
「インド映画」についての会話の時、“Indian”がアンジャンだか何だか変な発音に聞こえて…初めのうちは何を言っているか分かりませんでした。

2010/07/02

無事に到着しました。

フランスは涼しいと思っていたのですが…暑い!
湿度は低いから窓を開けると気持ち良い風が入ってくるのですが、何がダメって…どこに行っても冷房がないこと!

日本ではどんなに外が暑くても電車に乗ったり、ビルに入ったりすれば汗がひくのに、こちらは暑い気候に慣れていないのか?(研究室の人の話では年々 暑くなっているらしい)、冷房がない場所が多く、特に電車はヒドイ!
乗った瞬間、サウナとまでいかないものの、岩盤浴くらいの蒸し暑さです。

でもこの暑さも週末にはおさまるみたいです。


そして、木曜日から研究室に行っています。研究室に行き出してから2日しか経っていませんが、ボスを始め、皆に親切にしてもらっていて、助かっています。

研究室では英語での会話ができるのでまだ良いのですが、その英語ですらつたない私。

私がド緊張していることに気付いたボスは、すぐに緊張を解いてくれるような話題に変えてくれ、そして、「日本ではボスに『NO』と言ったり、すぐに『分からない』って言いにくんでしょ?でもここでは理解できなければ、ためらわずにすぐに質問すれば良いし、 誰に何を聞いても良いんだよ」って言ってくれ…救われました。

理解できなかったことがあっても、その場ですぐに聞き返せば良いのだ、と気持ちが楽になりました。 

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ランチ仲間は、一人(といってもフランス歴9年)を除いて、皆、フランス人です。
日本で2カ月間フランス語教室に通っていたものの…フランス語での会話が始まると全然ついていけません。でもフランス語って可愛いですよね。
見ていて飽きません。

私も来週からはこちらでもフランス語教室に通うことにしました。

まだまだスタートを切ったばかりですが、楽しんでいきたいと思います。